コンテンツにスキップ

原神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
原神
ジャンル オープンワールドアクションRPG
対応機種 Android
iOS
Microsoft Windows
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox Series X/S（Game Pass対応）
開発元 miHoYo
発売元 中国：miHoYo
世界：COGNOSPHERE(HoYoverse)
プロデューサー 蔡浩宇
音楽 HOYO-MiX
人数 1人から4人（オンライン専用）
発売日 2020年9月28日 (Android, iOS, PS4, Windows)
2021年4月28日 (PS5)
2024年11月20日 (Xbox)
最新版 5.1（2024年10月9日）[1]
対象年齢 CERO：C（15才以上対象）[2]
ESRB：T（13歳以上）[3]
PEGI：12[4]
USK：12（12歳未満提供禁止）[5]
コンテンツアイコン CERO：セクシャル
ESRB：Alcohol Reference, Fantasy Violence
エンジン Unity
対応言語 テキスト：簡体中国語、繁体中国語、英語、日本語、韓国語、フランス語、ロシア語、スペイン語、ドイツ語、インドネシア語、ポルトガル語、イタリア語、ベトナム語、トルコ語
音声：中国語、英語、日本語、韓国語
テンプレートを表示

『原神』（げんしん、中国語: 原神; 拼音: Yuánshén、英語: Genshin Impact）は、miHoYoが開発したオープンワールド・アクションロールプレイングゲーム。2020年にAndroid、iOS、Windows、PlayStation 4で、2021年にPlayStation 5でリリースされた。テイワットと呼ばれる大陸を舞台に、プレイヤーは旅人となって双子の片割れを探す旅を行う。本作は基本プレイ無料であり、プレイヤーは課金を通じてゲーム内通貨を入手する。また、Games as a Serviceモデルを取っており、6週間ごとにバージョンが更新される。

『原神』は蔡浩宇をプロデューサーとして2017年に開発が始まった。ゲームエンジンにはUnityが用いられ、開発・広報費には1億米ドル以上が費やされた。本作は2019年のE3 2019において発表された。2020年9月にAndroid、iOS、Windows、PlayStation 4で、2021年にPlayStation 5でリリースされた。2024年にはXbox Series X/Sでのリリースが予定されている。また、Nintendo Switchでのリリースも計画されている。

『原神』はThe Game AwardsのBest Mobile GameやPlayer's Voiceなどの賞を受賞している。本作はリリースから12日間で1億米ドルの収益を得て開発費を回収したといわれ、初月の売上はモバイルゲームとしては過去最大級だった。

ゲームシステム

[編集]

『原神』は、オープンワールドのアクションロールプレイングゲームである[6]。プレイヤーは最大で4人のプレイアブルキャラクターを1つのパーティーに入れて操作することができる[7]。本作には「水」「炎」「雷」「岩」「草」「氷」「風」の7つから成る「元素」が存在し、プレイアブルキャラクターや敵キャラクターは元素による攻撃を行うことができる[7]。プレイアブルキャラクターは1人につき元素と武器の種類が1種類ずつ割り当てられ、1つの武器と5つの「聖遺物」と呼ばれるアクセサリーを装備することができる[7]。プレイヤーは「祈願」と呼ばれるガチャでキャラクターや武器を入手する[8]。

PlayStation4/5ではHDR10、Xbox Series X/SではドルビービジョンとHDR10両方に対応する。サラウンド音源への切り替えも可能（ドルビーアトモスは非対応）。

あらすじ

[編集]
チャプター[9] 登場国
序章「風を捕まえる異邦人」 モンド
第一章「久遠の体との別れ」 璃月
第二章「千手百眼の浮世」 稲妻
第三章「虚空劫灰のプラーナ」 スメール
第四章「罪人の円舞曲」 フォンテーヌ
第五章「灼熱の反魂の詩」 ナタ
第六章「神に愛されぬ雪国」 スネージナヤ
第？章「まだ見ぬ夢」 カーンルイア

主人公である双子の兄妹、空と蛍は、多くの世界を渡り歩く旅人である。テイワットを訪れた際、謎の神である天理の調停者と戦いになり敗れ、双子の片割れを連れ去られる。目覚めた主人公は、行方不明になった双子の片割れを探すため、テイワットに存在する7つの国を順にめぐる旅に出る[10]。主人公は双子の片割れの手掛かりを探しながら、各国の問題に巻き込まれる[11]。

設定

[編集]

本作はテイワットと呼ばれる幻想世界が舞台である[12]。テイワットは7人の神が統治する7つの国で構成されており、それぞれの国はその国を統治する神の特色を反映している[12]。かつてテイワットにはカーンルイアと呼ばれる国があったが、神によって滅ぼされた[13]。

登場キャラクター・国

[編集]

旅人

[編集]

本作の主人公である双子の兄妹[14]。プレイヤーは空、蛍のどちらかを選ぶこととなり、もう片方を探すためテイワット大陸を旅する[14]。

名前 神の目 声
日本語 中国語 英語 韓国語
空（そら） 変更可能 堀江瞬[14] 鹿喑kana[15] ザック・アギラール（英語版）[16] Lee Kyung-tae[17]
蛍（ほたる） 変更可能 悠木碧[14] 宴宁[15] Sarah Miller-Crews[16] Lee Sae-a[17]

モンド

[編集]
→「モンド (原神)」も参照

モンドは、テイワット大陸の北東部に位置し、風神であるバルバトスが治める国。プレイヤーが最初に訪れる場所である。自由の都であるモンド城があり、防衛組織である西風騎士団が守っている[12]。モンドはヨーロッパ風に描かれている[6]。

名前 神の目 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
アーロイ 氷 高垣彩陽[16] 沐霏[15] Giselle Fernandez[16] チョ・ヒョンジョン[17] 『Horizon Zero Dawn』の主人公[18]。miHoYoとソニー・インタラクティブエンタテインメントのコラボレーションで登場[18]。
アルベド 岩 野島健児[19] Mace[15] コイ・ダオ（英語版）[16] Kim Myung-jun[17] 西風騎士団の主席錬金術師[19]。クレーの兄[20]。周囲からは天才と呼ばれているが、そうした称号や名声には興味がない[19]。
アンバー 炎 石見舞菜香[14] 牛奶君[21]
→蔡書瑾[22]		 Kelly Baskin[23] Kim Yeon-woo[17] 西風騎士団の偵察騎士[14]。活発な性格をしている[14]。
ウェンティ 風 村瀬歩[24] 喵☆酱[15] Erika Harlacher[23] Jung Yoo-jung[17] 謎多き吟遊詩人であり、モンドを守護する風神バルバトス[24]。
エウルア 氷 佐藤利奈[19] 子音[15] Suzie Yeung[16] Kim Hyeon-ji[17] 西風騎士団の波花騎士[19]。モンド城の人々に憎まれる旧貴族の末裔[19]。
ガイア 氷 鳥海浩輔[24] 孫曄[15] Josey Montana McCoy[23] Jeong Joo-won[17] 西風騎士団の騎兵隊隊長[24]。高い統率力と戦闘力を持ち、クールかつユーモアが溢れる性格[24]。
クレー 炎 久野美咲[24] 花玲[15] Poonam Basu[23] Bang Yeon-ji[17] 西風騎士団の火花騎士[24]。アルベドの妹[20]。好奇心旺盛で明るい性格[24]。
ジン 風 斎藤千和[14] 林簌[15] Stephanie Southerland[23] Ahn Young-mi[17] 西風騎士団の代理団長[14]。バーバラの姉[14]。実直な性格でリーダーシップがあり、人望に厚い[14]。
スクロース 風 藤田茜[25] 小敢[15] Valeria Rodriguez[23] Kim Ha-yeong[17] 西風騎士団の錬金術師[25]。アルベドの助手[25]。
ディオナ 風 井澤詩織[25] 諾亜[15] Dina Sherman[23] Woo Jeong-sin[17] 酒場「キャッツテール」のバーテンダー[25]。高い酒造技術を持つが、酒を嫌悪している[25]。
ディルック 風 小野賢章[24] 馬洋[15] ショーン・チップロック[23] Choi Seung-hoon[17] 荘園「アカツキワイナリー」と酒場「エンジェルズシェア」のオーナー[24]。強い正義感を持ち、「闇夜の英雄」としてモンドを守っている[24]。
ノエル 岩 高尾奏音[25] 宴宁[15] Laura Faye Smith[23] Lee Bo-hee[17] 西風騎士団のメイド[25]。西風騎士を目指し戦闘技術や勉学にいそしんでいる[25]。
バーバラ 水 鬼頭明里[24] 宋媛媛[15] Laura Stahl[23] Yun Ah-yeong[17] 西風教会の祈祷牧師でモンドのアイドル[24]。ジンの妹[14]。陽気な性格でモンドの人々から愛されている[26]。
フィッシュル 雷 内田真礼[25] Mace[15] Brittany Cox[23] Park Go-woon[17] 冒険者教会モンド支部の冒険者[25]。オズというカラスと行動を共にしている[25]。
ベネット 炎 逢坂良太[25] 穆雪婷[15] クリスティーナ・ヴァレンズエラ[23] Song Ha-rim[17] 冒険者教会モンド支部の冒険者[25]。活発な性格だが、常に不運に見舞われている[25]。
ミカ 氷 三瓶由布子[27] 鄧友希 Robb Moreira[16] Yoon Eun-seo 西風騎士団の前進測量士[27]。控えめで慎重な性格[27]。
モナ 水 小原好美[25] 陳婷婷[15] Felecia Angelle[23] Woo Jeong-sin[17] 占星術師の少女[25]。常に金欠に悩んでいる[25]。
リサ 雷 田中理恵[14] 鐘可[15] Mara Junot[23] Park Go-woon[17] 西風騎士団の図書館司書[14]。常に効率を重視して物事に対処する[14]。
レザー 雷 内山昂輝[24] 周帥[15] トッド・ハーバーコン（英語版）[23] Kim Seo-yeong[17] 奔狼領で暮らす少年[24]。狼と行動を共にしている[24]。
ロサリア 氷 加隈亜衣[19] 趙安琪[15] Elizabeth Maxwell[16] Kim Bo-na[17] 西風教会のシスター[19]。冷たく鋭い性格[19]。

璃月

[編集]
→「璃月 (原神)」も参照

璃月（リーユエ）は、テイワット大陸の東部に位置し、岩神であるモラクスが治める国。テイワット最大の貿易港である璃月港があり、璃月七星と呼ばれる実力者集団が守っている[28]。古代の中国をモチーフとしている。

名前 神の目 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
夜蘭（イェラン） 水 遠藤綾[29] 徐慧[15] Laura Post[16] Min-a 璃月総務司の密偵[29]。鋭い洞察力と情報収集能力を持つ[29]。
雲菫（ウンキン） 岩 小岩井ことり[29] 賀文瀟[15] Judy Alice Lee[16] Sa Mun-yeong[17] 璃月の劇団「雲翰社」の座長であり役者[29]。優雅で穏やかな性格だが、役者としては貪欲で精進を怠らない[29]。
煙緋（エンヒ） 炎 花守ゆみり[29] 蘇子蕪[15] Lizzie Freeman[16] Cho Kyung-yi[17] 璃月港の法律家で、仙獣の血が流れている仙人[29]。冷静かつ聡明な性格[29]。
嘉明（ガミン） 炎[30] 小松昌平[30] 谢莹[31] Caleb Yen[16] Kim Yoon-ki[32] 剣鞘鏢局の鏢師であり、威水獣舞隊の責任者[30]。
甘雨（カンウ） 氷 上田麗奈[33] 林簌[15] Jennifer Losi[16] Kim Sun-hye[17] 璃月七星の秘書[33]。人間と麒麟の血が流れ、3,000年以上生きている[33]。穏やかかつ実直な性格[33]。
閑雲（カンウン） 風[30] 中臣真菜[30] 秦紫翼[34] Stephanie Panisello [16] Kang Si-hyeon[35] 絶雲仙衆「三眼五顕仙人」の一人[30]。尊称は「留雲借風真君」[30]。
凝光（ギョウコウ） 岩 大原さやか[36] 杜冥鴉[15] Erin Ebers[23] Gwak Gyu-mi[17] 璃月七星の「天権」[36]。普段は璃月港の上空に浮かぶ群玉閣で職務をこなす[36]。
刻晴（コクセイ） 雷 喜多村英梨[33] 謝瑩[15] Kayli Mills[23] Lee Bo-hee[17] 璃月七星の「玉衝星」[33]。真面目で努力家な性格[33]。
香菱（シャンリン） 炎 小澤亜李[36] 小N[15] Jackie Lastra[23] Yun A-yeong[17] 料亭「万民堂」のシェフ兼給仕[36]。活発な性格で、相棒のグゥオパーと行動を共にする[36]。
魈（ショウ） 風 松岡禎丞[36] Kinsen[15] Laila Berzins[23] Jeong Yoo-mi[17] 「三眼五顕仙人」の一人で「護法夜叉大将」の異名を持つ仙人[36]。少年のような見た目だが、1,000年以上生きている[36]。
鍾離（ショウリ） 岩 前野智昭[33] 彭博[15] キース・シルバースタイン[16] Pyo Yeong-jae[17] 岩神モラクスであり、現在は葬儀屋「往生堂」の客卿[33]。物腰が柔らかく博識であることから「鍾離先生」として親しまれている[33]。
辛炎（シンエン） 炎 たかはし智秋[33] 王雅欣[15] Laura Stahl[16] Kim Chae-ha[17] 璃月にロックを広めたミュージシャン[33]。
申鶴（シンカク） 氷 川澄綾子[29] 秦紫翼[15] Chelsea Kwoka[16] Lee Hyun-jin[17] 妖魔退治の一族の分家の生まれで、仙人の弟子[29]。重雲のおば。
タルタリヤ 水 木村良平[33] 魚凍[15] Griffin Burns[23] Nam Doh-hyeong[17] スネージナヤ出身のファトゥス第11位「公子」[33]。旧名はアヤックス[37]。
重雲（チョウウン） 氷 斉藤壮馬[36] Kinsen[15] Beau Bridgland[23] Yang Jeong-hwa[17] 妖魔退治の一族の出身で、璃月各地で妖魔退治を行う[36]。申鶴の甥。
七七（ナナ） 氷 田村ゆかり[33] 宴宁[15] Christie Cate[23] Lee Seul[17] 薬舗「不卜廬」の薬採りかつ弟子で不死のキョンシー[33]。
白朮（ビャクジュツ） 草 遊佐浩二[38] 秦且歌 Sean Durrie Lee Ho-san 薬舗「不卜廬」の店主[38]。「長生」という名の白蛇を体に乗せている[38]。
胡桃（フータオ） 炎 高橋李依[29] 陶典（中国語版）[15] ブリアナ・ニッカーボッカー[16] キム・ハル（朝鮮語版）[17] 葬儀屋「往生堂」の77代目堂主[29]。奇妙な詩人としても名をはせる[29]。
北斗（ホクト） 雷 小清水亜美[36] 唐雅菁[15] Allegra Clark[23] Jeong Yoo-mi[17] 「南十字船隊」の頭領[36]。男勝りかつ姉御肌な性格で、璃月では大きな人望を持つ[36]。
行秋（ユクアキ） 水 皆川純子[36] 唐雅菁[15] クリスティーナ・ヴァレンズエラ[23] Gwak Gyu-mi[17] 商会「飛雲商会」会長の次男[36]。物腰が柔らかで礼節を重んじる性格[36]。
ヨォーヨ 草 門脇舞以[39] 劉頤諾 Kelsey Jaffer[16] Yu Hye-ji 歌塵浪市真君の最も幼い弟子[39]。優しく思いやりがある性格[39]。

稲妻

[編集]

稲妻は、テイワット大陸の東方に位置する島国で、雷神であるバアルゼブルが治める国[28]。江戸時代の日本をモチーフとしている。

名前 神の目 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
荒瀧一斗（あらたきいっと） 岩 西川貴教[40] 劉照坤[15] Max Mittelman[16] ソン・ジュンソク（英語版）[17] 鬼の末裔で、荒瀧派を名乗る集団の親分[40]。豪快な性格をした熱血漢[40]。
楓原万葉（かえではらかずは） 風 島﨑信長[41] 斑馬[15] Mark Whitten[16] Kim Shin-woo[17] 没落した刀鍛冶の名家の出の浪人[41]。友人の死を経て南十字船隊と行動を共にしている[41]。
神里綾華（かみさとあやか） 氷 早見沙織[41] 小N[15] エリカ・メンデス[16] イ・ユリ[17] 社奉行である神里家の令嬢[41]。綾人の妹[40]。誠実で優しく、「白鷺の姫君」として人々から慕われている[41]。
神里綾人（かみさとあやと） 水 石田彰[40] 赵路[15] Chris Hackney[16] チャン・ミンヒョク（英語版） 社奉行である神里家の当主[40]。綾華の兄[40]。
綺良々（きらら） 草 鈴代紗弓[42] 孙艳琦 Julia Gu[16] Kang Eun-ae 稲妻の配達会社「狛荷屋」の配達員[43]。仕事を愛し、人間社会に憧れている「猫又」[43]。
久岐忍（くきしのぶ） 雷 水橋かおり[13] 楊凝[15] Kira Buckland[16] Kim Yool 荒瀧派を裏からサポートする二番手[13]。かつて璃月に留学していた[13]。
九条裟羅（くじょうさら） 雷 瀬戸麻沙美[41] 楊梦露[15] Jeannie Tirado[16] Mun Ji-yeong[17] 天領奉行の大将[41]。雷電将軍に忠誠を捧げている[41]。
ゴロー 岩 畠中祐[40] 楊昕燃[15] Cory Yee[16] Lee Sae-byeok[17] 珊瑚宮心海の右腕[40]。八重神子が運営する出版社「八重堂」の編集者[40]。
早柚（さゆ） 風 洲崎綾[41] Sakula小舞[15] リリィピチュー[16] Lee Ji-hyeon[17] 終末番の忍[41]。睡眠と身長に対して執着心を見せる[41]。
珊瑚宮心海（さんごのみやここみ） 水 三森すずこ[40] 亀娘[15] Risa Mei[16] Yeo Yun-mi[17] 目狩り令に反対する抵抗軍の指導者で、海祇島の最高位である「現人神の巫女」[40]。
鹿野院平蔵（しかのいんへいぞう） 風 井口祐一[13] 林景[44] Kieran Regan[16] Jeong-Ui-jin 天領奉行の探偵[13]。鋭い洞察力と明晰な頭脳を持つ[13]。
トーマ 炎 森田成一[40] 張沛[15] Christian Banas[16] Ryu Seung-gon[17] 神里家の家司[40]。優しく親しみやすい性格で、責任感が強い[40]。
八重神子（やえみこ） 雷 佐倉綾音[40] 杜冥鸦[15] Ratana[16] Moon Yoo-jeong 鳴神大社の大巫女で、雷神である雷電将軍の眷属かつ親友[40]。出版社「八重堂」の編集長[40]。
宵宮（よいみや） 炎 植田佳奈[41] 金娜[15] Jenny Yokobori[16] Bak Sin-hee[17] 長野原花火屋の店主で「夏祭りの女王」の異名を持つ花火職人[41]。
雷電将軍（らいでんしょうぐん） 雷 沢城みゆき[41] 菊花花[15] Anne Yatco[16] Park Ji-yoon[17] 稲妻幕府の将軍にして雷神バアルゼブル[41]。

スメール

[編集]

スメールは、テイワット大陸の中西部に位置する国で、草神であるブエルが治める国[45]。

名前 神の目 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
アルハイゼン 草 梅原裕一郎[16] 楊超然[46] Nazeeh Tarsha[16] Jun Seunghwa スメール教令院の書記官[39]。並外れた知恵と才能を持つ[39]。
カーヴェ 草 内田雄馬[38] 刘三木 Ben Balmaceda Lee Jung-min スメールの著名な建築デザイナー[38]。
キャンディス 水 柚木涼香[47] 張琦[48] Shara Kirby[16] Jeon Yeongsu アアル村のガーディアン[47]。心優しい性格[47]。
コレイ 草 前川涼子[47] 秦文静[49] Christina Costello[16] Bang Si-woo アビディアの森の見習いレンジャー[47]。ティナリの弟子[47]。
セトス 雷[50] 千葉翔也[50] 李兰陵 Zeno Robinson Kim Dong-hyun 沈黙の殿の継承者[50]。
セノ 雷 入野自由[47] 李轻扬[51] Alejandro Saab[16] Lee Woo-ri 教令院の大マハマトラ[47]。独特なユーモアセンスを持つ[47]。
ディシア 炎 福原綾香[27] 陈雨 Amber May[16] Kim Hyeon-sim 傭兵集団「エルマイト旅団」のメンバー[27]。屈強で勇敢な戦士[27]。
ティナリ 草 小林沙苗[47] 莫然[52] Elliot Gindi[53]
→ ザカリー・ゴードン[53]		 Jung Ui-taek アムリタ学院卒の植物学者でアビディアの森のレンジャー長[47]。コレイの師匠[47]。
ドリー 雷 金田朋子[47] 王晓彤[54] Anjali Kunapaneni[16] Lee Myeong-ho スメールの大商人[47]。
ナヒーダ 草 田村ゆかり[16] 花玲[55] Kimberley Anne Campbell[16] Park Shi-Yoon クラクサナリデビの名で知られる草神ブエル[56]。
ニィロウ 水 金元寿子[47] 紫苏九月[57] Dani Chambers[16] Chae Rim 「ズバイルシアター」のスター役者[47]。
ファルザン 風 堀江由衣[16] 閻萌萌[58] Chandni Parekh[16] Kim You-rim 100年前から訪れた学者[59]。
放浪者（ほうろうしゃ） 風 柿原徹也[16] 鹿喑kana[60] Patrick Pedraza[16] Min Seung-woo 正体が謎に包まれた放浪者[59]。かつてはファトゥスの「散兵」だった[61]。作中で名前を設定できる[62]。
レイラ 氷 富田美憂[63] 侯小菲[63] Ashely Biski[16] Kang Sae-Bom [63] 理論占星術を専攻する学生。睡眠障害に悩まされている[64]。

フォンテーヌ

[編集]

フォンテーヌは、スメールの砂漠の北東に位置する国で、水神であるフォカロルスが治める国[65]。

名前 神の目 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
アルレッキーノ 炎[66] 森なな子[67] 黄莺 Erin Yvette [16] Lee Myung-Hee ファデュイ執行官第四位「召使」[66]。冷静かつ冷徹な外交官[66]。孤児院「璧炉の家」を運営している[67]。
エミリエ 草[68] 日笠陽子[68] 木子橙[69]

Amber Aviles[16]

Kwon Da-ye[70] フォンテーヌの調香師[68]。「特殊清掃人」という職業も受け持っている。
クロリンデ 雷[50] 石川由依[50] 赵涵雨 Crystal Lee Shin Na-ri フォンテーヌ廷の決闘代理人[50]。
シグウィン 水[50] 木野日菜[50] 赵爽 Sarah Williams Kim Chae-rin メロピデ要塞のメリュジーヌ看護師長[50]。
シャルロット 氷 和氣あず未[71] 阮从青 Maya Aoki Tuttle[16] Shin On-yu 元気に満ち溢れるスチームバード新聞の記者[71]。
シュヴルーズ 炎[72] 下地紫野[72] 潘丹妮 Erica Lindbeck[16] Chae Min-ji 心の中にある「正義」を常に遵守する特巡隊隊長[72]。
千織（ちおり） 岩[73] 竹達彩奈[73] 陈阳 Brittany Lauda[16] Lee Da-eun 「千織屋」の店主[73]。フォンテーヌの有名なファッションデザイナー[73]。
ナヴィア 岩[72] 豊崎愛生[72] 小敢 Brenna Larsen[16] Jeong Hae-eun 棘薔薇の会の現会長[72]。
ヌヴィレット 水 神谷浩史[74] 桑毓澤 Ray Chase[16] Kwak Yoon-sang フォンテーヌの最高審判官[74]。水の元素龍。
フリーナ 水 水瀬いのり[71] 钱琛 Amber Lee Connors[16] Kim Ha-yeong 審判の舞台で、誰よりもスポットライトを浴びる存在[71]。水神フォカルロスの命により、「水神」を演じていた。
フレミネ 氷 土岐隼一[65] 錦鯉 Paul Castro Jr[16] Lee Joo-Seung 潜水の道を極めた寡黙な少年[65]。「璧炉の家」に属する。
リオセスリ 氷 小野大輔[74] 劉北辰 Joe Zieja[16] Kwon Chang-wook メロピデ要塞の公爵[74]。
リネ 炎 下野紘[65] 錦鯉 Daman Mills[16] Park Song-young 話術に長け、優れた表現力を持つフォンテーヌの名高い魔術師[65]。「璧炉の家」に属する。
リネット 風 篠原侑[65] 可可味 Anairis Quinones[16] イ・ミョンファ 口数が少なく、表情に乏しいマジックアシスタント[65]。猫のようにつかみどころがない性格[65]。「璧炉の家」に属する。

ナタ

[編集]

ナタは、スメールの砂漠地域の西に位置する国で、炎神であるハボリムが治める国[75]。

名前 神の目 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
オロルン 雷[76] 近藤隆[76] 梁达伟 Nathan Nokes[77] Seo Jung-ik[78] 謎煙の主出身だが、無数の命と共に、集落の外で生きる若者[76]。
カチーナ 岩[75] 久保ユリカ[75] 静宸[79] Kristen McGuire[16] Son Seon-young[80] 古名「ウッサビーティ」を授かったナナツカヤンの若き戦士[75]。
キィニチ 草[81] 杉山紀彰[81] 斑马[82] John Patneaude[16] Kang Seong-woo[80] ウィッツトランの竜狩り人[81]。
シロネン 岩[1] ファイルーズあい[1] 弭洋 Beth Curry Kim Bo-ryung ナナツヤカンの名鋳り師[1]。
チャスカ 風[76] 甲斐田裕子[76] 张若瑜[83] Lauren Amante[84] Soo-hyun[85] トラロカンの「調停者」[76]。
ムアラニ 水[75] 東山奈央[75] 王晓彤[86] Cassandra Lee Morris[16] Kim Do-hee[80] ナタ中に名を馳せるガイドであり、マリングッズ店の経営者でもある、さまざまな水上スポーツに精通した波追い人[75]。

非プレイアブルキャラクター

[編集]
名前 声 説明
日本語 中国語 英語 韓国語
「淑女」シニョーラ 庄子裕衣[87] 子音 非公開 Yang Jeong-hwa ファトゥスの序列第8位[87]。本名はロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ[87]。
ダインスレイヴ 津田健次郎 Ye Sun ユーリ・ローエンタール[23] Choi Han カーンルイアの宮廷親衛隊長だった人物[13]。アビス教団を追って各地を旅する[13]。
パイモン 古賀葵[88] 多多poi[15] Corina Boettger[16] Kim Ga-ryeong 旅人の相棒[89]。
「博士」ドットーレ 関俊彦[67] 吴磊 Mick Wingert Park Seong-tae ファトゥスの序列第2位[67]。
「隊長」カピターノ 成田剣 王玮[90] Chris Tergliafera[16] Min Eung-sik[91] ファトゥスの序列第1位[67]。

開発

[編集]

『原神』を開発したmiHoYoは2012年に設立された。2012年には2D横スクロールゲーム『Zombiegal Kawaii』と『崩壊学園』をリリースし、2016年には3Dアクションゲーム『崩壊3rd』をリリースした。この『崩壊3rd』がヒットしmiHoYoは大きく成長した[92]。そのような中で2017年に『原神』の開発が始まった[6]。プロデューサーである蔡浩宇によると『崩壊3rd』などからの経験を活かしつつ、よりユーザーフレンドリーな作品を制作したいと考えた[93]。『原神』は当初からクロスプラットフォームのゲームとして制作されることが決まっており、ゲームエンジンは汎用性があるUnityが用いられた[94]。『原神』の開発・広報費には1億米ドル以上が費やされた[95]。

本作の制作にあたって影響を受けた作品のひとつには『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が挙げられた[6]。本作はその他の作品からも影響を受けており、ボスである「無相元素」は『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する使徒ラミエルや『トランスフォーマー/ロストエイジ』のガルバトロンにインスピレーションを受けたという[96]。

「絶雲の間」のモデルとなった中国・湖南省の張家界[97]

蔡浩宇は視覚的に完成度が高い世界観を持つ作品にしたいという考えを持っており、文化の多様性に満ちたファンタジー世界を作るということが基本コンセプトだった[93]。本作の舞台であるテイワットのデザインにあたっては、テイワットに存在する7つの国がそれぞれ異なる雰囲気を持つように制作された[98]。序章で登場するモンドはヨーロッパ風に描かれ[6]、モンドの地域である「ドラゴンスパイン」はマッターホルンなどのアルプス山脈の山がモデルとなった[99]。また、第1章で登場する璃月は中国をモチーフとして、東洋のファンタジー風に制作された[98]。

元素や元素反応といったゲームシステムは、プレイヤーがゲーム内のコンテンツにより多く触れることが出来るようにしたいという考えが始まりだった[100]。基本的な仕組みかつ「喉が乾いたら水を飲む」といったような自然なものにデザインしたいという発想のもと、自然界において広く知られている基本的な概念に着目し、化学の考え方に近しい元素反応のシステムが誕生した[100]。

音楽

[編集]

『原神』の音楽は陳宇鵬をプロデューサーとして、miHoYoの音楽スタジオであるHOYO-MiXによって制作された[6][101]。陳とHOYO-MiXのプロデューサーであるZoeによると、『原神』の音楽はプレイヤーの感情を誘導することに重きが置かれ、演出を盛り上げる要素としてではなく、世界観やストーリー、テイワットの歴史を理解する助けとして機能するように制作したという[101]。制作にあたってはオーケストラを基礎として世界各地の音楽が要素として加えられた[101]。

しかし、2023年9月に陳は自身のWeiboにて、会社と何度かやり取りしたのち音楽の夢を追うためmiHoYoとHOYO-MiXチームから脱退することを発表した。HOYO-MiXの人々が成長しているのを実感しているとして、フォンテーヌの音楽を称賛している。稲妻エリアまではほぼ全ての曲にクレジットがある一方で、スメール以降では、そうした体制に変化が見られ、陳氏の作曲クレジット数が減少していた[102]。

なお、各国のテーマ曲についてHOYO-MiXは、次の楽団との合同で収録を行った。

国 楽団
モンド ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[101]
璃月 上海交響楽団[103]
稲妻 東京フィルハーモニー交響楽団[104]
スメール ロンドン交響楽団[105]
フォンテーヌ ロンドン交響楽団[106]
ナタ ロンドン交響楽団[107]

キャラクター

[編集]

『原神』に登場するキャラクターはアートディレクターやクリエイティブディレクターが主導するのではなく、グループによって制作された[93]。キャラクターが制作される際には、まずキャラクターの核となる設定が決められた。これは他のキャラクターとの違いを分け、キャラクターを印象付ける意図が持たれた。キャラクターの基礎が決まったら文化的背景などが練り上げられた[108]。キャラクターの動きはモーションキャプチャーで収録され、再現が難しい動きはアニメーターの手によって調整された[108]。こうした調整を経て、ゲームのデザインとキャラクターのデザイン、アクションデザインなどが統合された[93]。

キャラクターの戦闘スキルに関しては、キャラクターの役割が重複しないことが意識されたほか、戦闘スキルのデザインとキャラクターの設定に統一感があるか戦闘システムを手掛けるバトルシステムチームと世界観やシナリオ作りを担当するIPチームとの間で確認がとられた[109]。

リリース

[編集]

リリースに先駆けて行われた事前登録では中国国内で1600万人、中国国外で530万人が登録した[95]。『原神』は2020年9月28日にAndroid、iOS、Windows、PlayStation 4でリリースされた[7]。2021年4月28日にはPlayStation 5でもリリースされた[110]。また、6月9日にはEpic Gamesストアでの配信が開始された[111]。Nintendo Switchでのリリースも計画されているが、時期は未定となっている[112]。

『原神』は6週間ごとにバージョンアップが行われる[113]。ただし、バージョン3.0から3.2にかけては5週間ごとのアップデートとなった[114]。バージョンアップのたびに新規コンテンツの追加やゲーム内イベントの実施、ゲームプレイやキャラクターの調整や修正が行われる[113]。

評価

[編集]
評価
集計結果
媒体結果
MetacriticiOS: 82/100[115]
PC: 84/100[116]
PS4: 81/100[117]
レビュー結果
媒体結果
デストラクトイド7.5/10[118]
ゲーム・インフォーマー9.25/10[119]
GameSpot7/10[120]
IGN9/10[122]
Hardcore Gamer4/5 [121]
Jeuxvideo.com15/20[123]
ポケットゲーマー4.5/5stars[124]
PC Gamer (US)84/100 [125]

『原神』はMetacriticのレビュアーからPC、PS4、iOSのいずれにおいても「generally favorable」という評価を受けた[116][117][115]。『ファミ通』のクロスレビューでは40点中35点を獲得し、プラチナ殿堂入りとなった[126]。

ストーリーについて、ワシントン・ポストのGene Parkは、ストーリーは分かりやすいうえに肉付けされており、また、専門用語で圧倒されるようなことがないと評価している[127]。その一方でIGNのTravis Northropは、ストーリーは本作の最大の弱点であり、「キャラクターはちんぷんかんぷんの専門用語を何度もしつこく説明し、しゃべるためにお金をもらっているのではないかという気すらする」と評している[7]。また、NPRのKaity Klineは、基本プレイ無料ゲームでありながら長いメインストーリーがあることを評価しつつも、ストーリーテリングは印象深いものではなかったとしている[128]。

ゲームプレイについて、IGNのTravis Northropは、戦闘や探索要素、オープンワールドの世界を評価し、10点中9点の評価を付けた[7]。また、NPRのKaity Klineは本作の戦闘は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より楽しいものになっていると評価し、それが両作品の最も大きな違いであるとしている[128]。

世界観について、IGNのTravis Northropは、他の作品から影響を受けていることは明らかで、ゲームプレイと比べるとオリジナリティは薄いとしつつも、魅力的であると評している[7]。

受賞

[編集]
年 賞 部門 結果 出典
2020年 App Store Best of 2020 Best Game 受賞 [129]
Golden Joystick Awards Ultimate Game of the Year ノミネート [130]
Google Play Best Game 2020 Best Game 受賞 [129]
The Game Awards Best Mobile Game ノミネート [131]
Best Role Playing Game ノミネート [131]
2021年 The Game Awards Best Mobile Game 受賞 [132]
Best Ongoing Game ノミネート
2022年 The Game Awards Best Ongoing Game ノミネート [133]
Best Mobile Game ノミネート
Player's Voice 受賞

商業的評価

[編集]

『原神』はリリースしてから12日間で1億ドルの収益を得て開発費を回収したと推定されている[134]。初月の売り上げは2億4500万ドルにのぼり、モバイルゲームのローンチとしては過去最大級の売り上げとなった[135]。配信5か月では売り上げは約8億7400万ドルとなり[136]、2021年の年間売り上げでは18億ドルとなった[137]。一部のキャラクターは『原神』の売上を牽引する存在になっている[138]。中国のApple App Storeのデータによると、「ナヒーダ」が登場した際には1日でおよそ525万ドル、5日間でおよそ2263万ドルを売り上げた[138]。

批判・議論

[編集]

『原神』が発表されると、ユーザーインターフェースなどが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と類似しており、同作のコピーであるという批判が生じた[139][140]。中国では抗議として自らのPlayStation 4を破壊する『ゼルダの伝説』のファンも現れた[140]。

『原神』は課金を通じてゲーム内通貨を得て「祈願」と呼ばれるガチャを行うことで新たなキャラクターや武器を入手する[140]。この仕組みに対しては欧米のプレイヤーを中心に、プレイヤーに対する搾取であるという批判が生じた[141]。これに対しては、アジアではガチャを用いたビジネスモデルは広く許容されている一方で、欧米のプレイヤーの間ではこのビジネスモデルが浸透しておらず、アジアと欧米の間でガチャに対しての価値観の違いがあると指摘されている[141]。

キャラクター

[編集]

実在の先住民族の資料が敵キャラクターであるヒルチャールの制作に利用されている可能性が生じ、『原神』のボイコットを呼びかける動きが英語圏のユーザーの間で広まった[142]。また、この動きに派生して、肌が黒く描かれている「辛炎」や「ガイア」といったキャラクターについても、「辛炎」が気が強いため他のキャラクターから怖がられている点や、「ガイア」の英語版の紹介文が「exotic apperance」とされている点が人種差別を助長しているという批判が上がった[142]。

ユーザーからはキャラクターの性能に対しての批判も生じている。「鍾離」が登場した際には性能が低いとユーザーから批判の対象となり、その後、このキャラクターは大幅な強化を受けた[143]。2022年2月に「八重神子」が登場すると、翌月には性能が修正された。これが弱体化であるという批判が生じ、その翌月には再び元の状態に戻された。この背景にはユーザーが「鍾離」の強化で成功体験を得ていたことが挙げられた一方で、HoYoverseの情報提示の方法や態度にも問題があることが指摘された[143]。2023年に「ディシア」が登場すると、性能が極端に低いと一部のユーザーから批判が生じた[144]。

中国国内での規制

[編集]

2021年9月、同月に北京で行われた中国政府主導のイベントである北京国際ゲームイノベーション会議の内部文書とされる「ゲーム出版コンテンツレビューの要点と分析」が流出した[145]。文書では不適切なコンテンツとして「女性的に見える男性」が挙げられ、代表例として「ウェンティ」が挙げられるとともに『原神』に登場する男性キャラクターの多くが女性的に描かれているとされた[145]。

2022年1月には女性キャラクター「アンバー」「ジン」「モナ」「ロサリア」の4人について、肌の露出を抑えたコスチュームが発表された[146]。日本語版や英語版向けの発表では従来のコスチュームもそのまま使用できるとされた一方で、中国語版向けの発表では強制的にコスチュームが変更されると示唆された。この背景には2021年9月に発表された中国国内の自主規制ガイドラインがあると考えられている[146]。

セキュリティ上の懸念

[編集]

『原神』がリリースされた2020年9月28日当日には同作のアンチチートプログラムであるmhyprot2がゲーム終了後やアンインストール後にも動作していること、利用規約に「個人情報の完全なる保護を約束することはできません」という文章があったことに対し、スパイウェアではないかという疑惑が広まった[147]。また、iOS版においてクリップボードの情報を自動的に読み取る挙動が見られ、クリップボードの情報を不正に取得しているという疑惑も広まった[148]。これらはいずれも発覚の直後に修正・調査報告の発表が行われた[148]。

2022年8月24日にトレンドマイクロは「mhyprot2」がサイバー攻撃に利用されていると発表している[149]。これを受けマイクロソフトの脆弱性のあるドライバー一覧に「mhyprot」および類似ファイルを登録している[150]。

コラボレーションでの騒動

[編集]

2021年3月には中国において『原神』とKFCのコラボレーションが行われた[151]。コラボレーションでは限定のグッズが設けられ、これを求めてファンがKFCに長蛇の列を作った。これに対してCovid-19対策の基準が守られていないという批判が集まり、コラボレーションは中止された[151]。2022年には日本においてスイーツパラダイスとのコラボレーションが行われた。この際にはグッズを目当てに大量に注文し、料理には手を付けずにグッズだけ持って帰る客がいたことに対して批判が集まった[152]。同時に、メニューを注文するごとにランダムでグッズを配布するというコラボレーションの仕組みに対しても、食べ残しを生みやすい仕組みになっていることが指摘された[152]。

七聖召喚

[編集]
→「七聖召喚」も参照

七聖召喚とは、原神のゲーム内にVer.3.3にて実装され、その後常設コンテンツとなり、毎バージョン更新がされているカードゲームである[153][154]。解放条件は、冒険ランク32以上かつ魔神任務 序章 第三幕「龍と自由の歌」をクリアしていること。カードは、キャラカード、装備カード、支援カード、イベントカードの4種類に分類され、それぞれのカードの効果や元素反応を駆使して戦う。マルチプレイ中のプレイヤーと対戦でき、原神では唯一となるランダムマッチングの対人対戦も実装されている。また、HoYoverseが認可し、Genshin Impact Tavernコミュニティが主催する大会「アストラカーニバル：リトルプリンス杯」などの公認大会も存在している[155]。「アストラカーニバル：リトルプリンス杯」において、決勝戦はオフラインで開かれるほか、大会賞金も用意されている。

関連メディア

[編集]

漫画

[編集]

リリースに先駆けた2018年12月から2020年にかけては『原神セレベンツ』が配信された[156][157]。本作はゲーム本編の前日譚となっており、プレイヤーが最初に訪れる国であるモンドを舞台に、最初にプレイアブル化するキャラクターであるアンバーを主人公として、ガイアやウェンティといった初期に登場するキャラクターの背景などが描かれる[157]。本作は全16話であり、13話までは英語を含め様々な言語に翻訳されて配信されているが、最後の3話は日本語、韓国語、簡体中国語でのみ配信されている[157]。

アニメ

[編集]

2022年9月に日本のアニメスタジオであるufotableとの長期コラボレーションプロジェクトの始動が発表され、コンセプトビデオが公開された[158]。2022年10月にはデンマークのアニメーションスタジオであるSun Creature Studioが制作したアニメトレーラーが公開された[159]。

ラジオ

[編集]

2021年11月から音泉と『原神』日本語版のYouTubeチャンネルにおいてWebラジオ『テイワット放送局』が配信されている[160]。パーソナリティは空役の堀江瞬、パイモン役の古賀葵、鍾離役の前野智昭が入れ替わりで担当している[160]。2023年6月からはウェンティ役の村瀬歩もパーソナリティを担当するようになった[161]。

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d “『原神』Ver.5.1アップデートを本日10月9日に実施。新★5「シロネン」（CV:ファイルーズあい）が登場！ さらにナタの魔神任務第三幕、第四幕が開放され、物語に大きな展開が！”. PR TIMES (2024年10月9日). 2024年10月11日閲覧。
  2. ^ “原神”. PlayStation公式サイト. 2023年11月25日閲覧。
  3. ^ “Genshin Impact”. PlayStation Store (US). 2023年11月25日閲覧。
  4. ^ “Genshin Impact - PS4 & PS5 games”. PlayStation (UK). 2023年11月25日閲覧。
  5. ^ “Genshin Impact”. PlayStation Store (DE). 2023年11月25日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 渋谷宣亮 (2020年9月27日). “『原神』の開発スタジオに20の質問！超ボリュームのメールインタビュー”. IGN Japan. 2023年2月19日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g Travis Northrop (2020年10月15日). “原神 - レビュー”. IGN Japan. 2023年3月9日閲覧。
  8. ^ Seiji Narita (2022年12月5日). “『原神』がThe Game Awardsユーザー投票部門で大躍進。しかし“ご祝儀期待”や不正嫌疑など、意義を問う声集まる”. Automaton. 2023年2月18日閲覧。
  9. ^ 茶っプリン (2020年9月28日). “『原神』メインストーリーに注目する新映像公開！ プロローグを含めた8チャプターの存在が明らかに”. Game Spark. 2023年2月19日閲覧。
  10. ^ 原神ファンブック 2023, p. 71.
  11. ^ ライオン松本 (2022年9月28日). “『原神』が配信された日。元素力を操って広大なテイワット大陸を自由に冒険できる王道オープンワールドRPG【今日は何の日？】”. ファミ通.com. 2023年2月19日閲覧。
  12. ^ a b c ファミ通 2022, p. 38.
  13. ^ a b c d e f g h i ファミ通 2022, p. 33.
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ファミ通 2022, p. 24.
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay 神评论 (2022年5月24日). “原神所有角色CV配音2022一览”. 17173.com. 2022年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn “Genshin Impact (2020 Video Game)”. Behind The Voice Actors. 2023年2月20日閲覧。
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au JC Paredes (2022年1月30日). “Genshin Impact: All Voice Actors (EN, CN, JP, KR)”. SpielTimes. 2023年2月23日閲覧。
  18. ^ a b “『原神』に『ホライゾン』のアーロイが参戦。期間限定で★5“『異世界の救世主』・アーロイ（氷）”がもらえる”. ファミ通.com (2021年7月22日). 2023年2月23日閲覧。
  19. ^ a b c d e f g h i ファミ通 2022, p. 27.
  20. ^ a b 岩瀬賢斗 (2020年12月23日). “「原神」、雪に覆われた新フィールド「ドラゴンスパイン」遂に実装！”. Game Watch. 2023年2月23日閲覧。
  21. ^ “安柏 - 原神”. miHoYo. 2021年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。
  22. ^ “安柏 - 原神”. miHoYo. 2021年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。
  23. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y Jenni Lada (2020年11月3日). “English Genshin Impact Voice Actors Are Finally Being Revealed (Update 2)”. Siliconera. 2022年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月20日閲覧。
  24. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ファミ通 2022, p. 25.
  25. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r ファミ通 2022, p. 26.
  26. ^ ファミ通 2022, p. 2.
  27. ^ a b c d e f “『原神』アプデVer.3.5“風花の吐息”が3月1日に配信。ディシア（声：福原綾香）、ミカ（声：三瓶由布子）が実装。祈願ではセノ、神里綾華、申鶴が復刻！”. ファミ通.com (2023年2月18日). 2023年2月23日閲覧。
  28. ^ a b ファミ通 2022, p. 40.
  29. ^ a b c d e f g h i j k l m n ファミ通 2022, p. 30.
  30. ^ a b c d e f g “『原神』Ver.4.4アップデートが1月31日に決定！新キャラクター「閑雲（カンウン）」（CV:中臣真菜）、「嘉明（ガミン）」（CV:小松昌平）が登場！テイワットの新年を祝おう！”. PR TIMES (2024年1月19日). 2024年1月31日閲覧。
  31. ^ “嘉明 - 原神”. miHoYo. 2024年3月23日閲覧。
  32. ^ “<원신> 성우 공개 - 가명”. 2024年3月23日閲覧。
  33. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ファミ通 2022, p. 29.
  34. ^ “闲云 - 原神”. miHoYo. 2024年3月23日閲覧。
  35. ^ “<원신> 성우 공개 - 한운”. 2024年3月23日閲覧。
  36. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q ファミ通 2022, p. 28.
  37. ^ 原神ファンブック 2023, pp. 176–177.
  38. ^ a b c d e “『原神』白朮＆カーヴェが登場するアプデVer.3.6が4月12日に配信決定。スメール新エリアやレイラのデートイベントなども追加”. ファミ通.com (2023年4月1日). 2023年4月8日閲覧。
  39. ^ a b c d e “『原神』Ver.3.4でアルハイゼン(声：梅原裕一郎)＆ヨォーヨ(声：門脇舞以)が実装。今年も海灯祭が開催決定！ 祈願では魈、夜蘭、胡桃が復刻【アプデVer.3.4情報まとめ】”. ファミ通.com (2023年1月6日). 2023年2月23日閲覧。
  40. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r ファミ通 2022, p. 32.
  41. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ファミ通 2022, p. 31.
  42. ^ 屋敷悠太 (2023年5月13日). “「原神」新キャラ「綺良々」CVが鈴代紗弓さんに決定！ 「かぐや様」の白銀圭などを演じた”. GAME Watch. 株式会社インプレス. 2023年5月13日閲覧。
  43. ^ a b “『原神』アプデVer.3.7が配信開始。新キャラ★4綺良々（きらら）が登場、★5宵宮＆八重神子などが復刻。七聖召喚のテーマイベントも開催 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年5月24日). 2023年5月25日閲覧。
  44. ^ “鹿野院平蔵 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  45. ^ ファミ通 2022, p. 44.
  46. ^ “艾尔海森 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  47. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ファミ通 2022, p. 34.
  48. ^ “坎蒂丝 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  49. ^ “柯莱 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  50. ^ a b c d e f g h i “『原神』Ver.4.7アップデートが6月5日に決定。新キャラクター“クロリンデ”、“シグウィン”、“セトス”が登場。さらに毎月更新の新秘境も実装”. ファミ通.com. 2024年6月5日閲覧。
  51. ^ “赛诺 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  52. ^ “提纳里 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  53. ^ a b Christina Alexander (2023年4月11日). “Genshin Impact's Tighnari Officially Gets a New Voice Actor in Upcoming Patch”. IGN. 2023年4月12日閲覧。
  54. ^ “多莉 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  55. ^ “纳西妲 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  56. ^ “『原神』限定★5キャラクター“ナヒーダ”（声：田村ゆかり）の詳細＆エピソード動画が公開。草元素を安定して供給できるキャラ”. ファミ通.com (2022年10月27日). 2023年2月25日閲覧。
  57. ^ “妮露 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  58. ^ “珐露珊 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  59. ^ a b “『原神』Ver.3.3で放浪者(声：柿原徹也)＆ファルザン(声：堀江由衣)が実装。放浪者はスキルで空中浮遊・攻撃が可能！ 荒瀧一斗、雷電将軍、神里綾人も復刻【アプデVer.3.3情報まとめ】”. ファミ通.com (2022年11月25日). 2023年2月25日閲覧。
  60. ^ “流浪者 - 原神”. miHoYo. 2023年2月25日閲覧。
  61. ^ 『原神ファンブック』主婦と生活社、2023年、183頁。 
  62. ^ 『週刊ファミ通 2023年10月12日号 No.1817』KADOKAWA GAME Linkage、2023年、35頁。 
  63. ^ a b c Soumyadeep Banerjee (2022年11月12日). “Layla's voice actors in Genshin Impact: English, JP, and other VAs revealed”. Sportskeeda. 2023年2月25日閲覧。
  64. ^ “『原神』Ver.3.2アップデートが11月2日に実施決定。新キャラ“ナヒーダ”、“レイラ”登場、魔神任務第三章・第五幕“虚空の鼓動、熾盛の劫火”なども開放予定”. ファミ通App (2022年10月24日). 2023年2月25日閲覧。
  65. ^ a b c d e f g h “【原神】新地域『フォンテーヌ』開放のVer.4.0アプデが8月16日に配信決定。リネ（声：下野紘）、リネット（声：篠原侑）、フレミネ（声：土岐隼一）が新登場 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年8月5日). 2023年8月8日閲覧。
  66. ^ a b c “『原神』Ver.4.6アップデートが4月24日に決定。新キャラクター“アルレッキーノ”（CV：森なな子）が登場”. ファミ通App. 2024年4月22日閲覧。
  67. ^ a b c d e 原神ファンブック 2023, p. 184.
  68. ^ a b c “『原神』、新★5「エミリエ」（CV:日笠陽子）が登場するイベント祈願を本日8月6日より開催！”. PR TIMES (2024年8月6日). 2024年8月15日閲覧。
  69. ^ “《原神》艾梅莉埃- 官方网站-全新5.0版本「荣花与炎日之途」上线！”. 米哈游. 2024年9月24日閲覧。
  70. ^ “<원신> 성우 공개 - 에밀리”. 2024年9月24日閲覧。
  71. ^ a b c d “『原神』Ver.4.2アップデートが11月8日に決定。新キャラクター「フリーナ」（CV:水瀬いのり）、「シャルロット」（CV:和氣あず未）が登場！”. PR TIMES (2023年11月4日). 2023年11月6日閲覧。
  72. ^ a b c d e f “COGNOSPHERE、『原神』Ver.4.3アップデートを12月20日に実施…新キャラ「ナヴィア」と「シュヴルーズ」が登場”. gamebiz. 株式会社ゲームビズ. 2023年12月10日閲覧。
  73. ^ a b c d “COGNOSPHERE、『原神』Ver.4.5アップデートを3月13日に実施すると予告！新キャラクター「千織」（CV:竹達彩奈）が登場！”. gamebiz. 株式会社ゲームビズ. 2024年3月11日閲覧。
  74. ^ a b c d “『原神』Ver.4.1アップデートが9月27日に決定。新キャラクター「ヌヴィレット」（CV:神谷浩史）、「リオセスリ」（CV:小野大輔）が登場！”. PR TIMES (2023年9月16日). 2023年9月23日閲覧。
  75. ^ a b c d e f g “【原神】Ver.5.0アップデートが本日（8/28）実施。新地域“ナタ”が開放。★5ムアラニ、★4カチーナがイベント祈願に登場【Genshin】”. ファミ通.com (2024年8月28日). 2024年9月1日閲覧。
  76. ^ a b c d e f "『原神』Ver.5.2が11月20日（水）にリリース！新キャラクター「チャスカ」（CV:甲斐田裕子）と「オロルン」（CV:近藤隆）が登場！" (Press release). COGNOSPHERE. 8 November 2024. 2024年11月14日閲覧。
  77. ^ Genshin Impact [@GenshinImpact] (2024年7月12日). "Voice Artist Announcement Ororon EN VA: Nathan Nokes JP VA: KONDO Takashi #Ororon #GenshinNatlan #GenshinImpact」 / Twitter". X（旧Twitter）より2024年11月14日閲覧。
  78. ^ 원신 [@genshinimpactkr] (2024年7月12日). "성우 공개 마비카 KR CV: 김나율 JP CV: Komatsu Mikako 올로룬 KR CV: 서정익 JP CV: Kondo Takashi #원신 #원신나타 #원신마비카 #원신올로룬」 / Twitter". X（旧Twitter）より2024年11月14日閲覧。
  79. ^ “《原神》卡齐娜- 官方网站-全新5.0版本「荣花与炎日之途」上线！”. 米哈游. 2024年9月24日閲覧。
  80. ^ a b c “성우 공개”. 2024年9月24日閲覧。
  81. ^ a b c “『原神』、新★5「キィニチ」（CV: 杉山紀彰）が登場するイベント祈願を本日9月17日より開催！ さらに9月28日よりログインするだけで原石最大1600個もらえるチャンス！”. PR TIMES (2024年9月17日). 2024年9月21日閲覧。
  82. ^ “《原神》基尼奇- 官方网站-全新5.0版本「荣花与炎日之途」上线！”. 米哈游. 2024年9月24日閲覧。
  83. ^ “《原神》恰斯卡-官方网站-全新5.1版本「命定将焚的虹光」上线！”. 2024年11月14日閲覧。
  84. ^ Genshin Impact [@GenshinImpact] (2024年7月12日). "Voice Artist Announcement Chasca EN VA: Lauren Amante JP VA: KAIDA Yuhko #Chasca #GenshinNatlan #GenshinImpact」 / Twitter". X（旧Twitter）より2024年11月14日閲覧。
  85. ^ 원신 [@genshinimpactkr] (2024年7月12日). "성우 공개 시틀라리 KR CV: 이은조 JP CV: Tano Asami 실로닌 KR CV: 김이안 JP CV: Fairouz Ai 얀사 KR CV: 이재현 JP CV: Ohashi Ayaka 차스카 KR CV: 수현 JP CV: Kaida Yuhko #원신 #원신나타 #원신시틀라리 #원신실로닌 #원신얀사 #원신차스카」 / Twitter". X（旧Twitter）より2024年11月14日閲覧。
  86. ^ “《原神》玛拉妮- 官方网站-全新5.0版本「荣花与炎日之途」上线！”. 米哈游. 2024年9月24日閲覧。
  87. ^ a b c 原神ファンブック 2023, p. 185.
  88. ^ 原神ファンブック 2023, p. 72.
  89. ^ “『原神』主人公のアクションやスキルを紹介。自分の属性を変えられるオールラウンダー”. 電撃オンライン (2020年9月16日). 2023年2月18日閲覧。
  90. ^ “《原神》5.1版本PV：「命定将焚的虹光」”. 2024年10月21日閲覧。
  91. ^ “원신”. 5.0 버전 PV: 「영광의 꽃과 태양의 길」. YouTube (2024年8月15日). 2024年10月21日閲覧。
  92. ^ “テクノロジーオタクが世界を救う”. App Store. 2023年3月1日閲覧。
  93. ^ a b c d カイゼルちくわ (2021年7月23日). “『原神』のアニメスタイルな世界の形成過程を、プロデューサーが今後の展望とともに語る。今後4年間で7つの国すべてを実装予定！【GDC 2021】”. ファミ通.com. 2023年2月19日閲覧。
  94. ^ Harsh Shah (2021年8月17日). “PlayStation®5 の次世代機ならではのパフォーマンスで、臨場感あふれる『原神』の世界を体験しよう”. Unity. 2023年2月27日閲覧。
  95. ^ a b Josh Ye (2020年9月30日). “Genshin Impact works its magic to become biggest global launch of a Chinese game ever, analysts say”. South China Morning Post. 2020年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月27日閲覧。
  96. ^ “開発者共研計画——BOSS編01”. HoYoverse (2020年7月9日). 2023年2月19日閲覧。
  97. ^ ケシノ (2022年10月11日). “中国当局が『原神』で知られるmiHoYoを表彰―文化観光デジタルイノベーション実践事例トップ10入り”. Game Spark. 2023年2月19日閲覧。
  98. ^ a b “開発者共研計画——璃月編01”. HoYoverse (2020年7月22日). 2023年2月19日閲覧。
  99. ^ Jenni Lada (2021年1月20日). “miHoYo Talks About Building Genshin Impact’s Dragonspine”. Siliconera. 2023年4月8日閲覧。
  100. ^ a b ファミ通 2022, p. 36.
  101. ^ a b c d “開発者共研計画——『原神』音楽制作秘話01”. HoYoverse (2020年8月6日). 2023年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月19日閲覧。
  102. ^ “『原神』の主力作曲家・陳致逸氏がmiHoYoを離れる”. AUTOMATON (2023年9月13日). 2023年9月13日閲覧。
  103. ^ “miHoYo、『原神』が「璃月」エリアの音楽制作秘話を公開　作成理念やレコーディング時の様子など開発の裏側が明らかに” (2020年11月16日). 2023年11月25日閲覧。
  104. ^ Jenni Lada (2021年7月9日). “Genshin Impact 2.0 Inazuma Soundtrack in Development”. Siliconera. 2023年2月27日閲覧。
  105. ^ 原神-Genshin-公式 (25 November 2023). 【原神】旅人の馳せた思い——スメールの音楽秘話. YouTube (published 23 October 2022).
  106. ^ “【原神】旅人の逍遥——フォンテーヌの音楽秘話”. HoYoVerse (2023年10月4日). 2023年11月25日閲覧。
  107. ^ “【原神】ナタ LIVE MUSIC VIDEO（オーケストラ編成）”. YouTube (2024年8月16日). 2024年8月16日閲覧。
  108. ^ a b “開発者共研計画——キャラクター編01”. HoYoverse (2021年2月10日). 2023年2月19日閲覧。
  109. ^ ファミ通 2022, p. 37.
  110. ^ 岩瀬賢斗 (2021年4月28日). “PS5版「原神」が本日配信スタート！”. Game Watch. 2023年3月9日閲覧。
  111. ^ Seiji Narita (2021年6月3日). “『原神』PC版がEpic Gamesストア向けに配信へ、6月9日に”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  112. ^ Amelia Zollner (2022年5月7日). “『原神』のNintendo Switch版は現在も開発が進行中”. IGN Japan. 2023年3月9日閲覧。
  113. ^ a b Keiichi Yokoyama (2020年10月10日). “『原神』大型アップデートVer1.1は2020年11月11日リリースへ。以降は6週間ごと、水曜日のアップデートを予定”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  114. ^ Ethan Anderson (2022年10月1日). “Genshin Impact Developers Talk Endgame Content And Welcoming Newcomers”. GameSpot. 2023年3月1日閲覧。
  115. ^ a b “Genshin Impact for iPhone/iPad Reviews”. Metacritic. 2023年2月19日閲覧。
  116. ^ a b “Genshin Impact for PC Reviews”. Metacritic. 2023年2月19日閲覧。
  117. ^ a b “Genshin Impact for PlayStation 4 Reviews”. Metacritic. 2023年2月19日閲覧。
  118. ^ “Review: Genshin Impact”. Destructoid. 6 October 2020閲覧。
  119. ^ “Genshin Impact Review — Into The Great Wide Open”. Game Informer. 6 October 2020閲覧。
  120. ^ “Genshin Impact Review – Direct Hit”. GameSpot. 15 October 2020閲覧。
  121. ^ a b “Review: Genshin Impact”. Hardcore Gamer (6 October 2020). 10 October 2020閲覧。
  122. ^ “Genshin Impact Review”. IGN. 14 October 2020閲覧。
  123. ^ “Test du jeu Genshin Impact” (フランス語). Jeuxvideo.com. 10 October 2020閲覧。
  124. ^ “Genshin Impact review - "A true AAA gacha game"”. www.pocketgamer.com. 10 October 2020閲覧。
  125. ^ “Genshin Impact review”. PC Gamer (16 October 2020). 16 October 2020閲覧。
  126. ^ 『週刊ファミ通 2020年10月29日号』KADOKAWA、2020年、163頁。 
  127. ^ Gene Park (2020年9月30日). “‘Genshin Impact’ tries an interesting live service trick: Make a good game at launch”. ワシントンポスト. 2023年3月11日閲覧。
  128. ^ a b Kaity Kline (2020年11月26日). “'Genshin Impact' Is Free-To-Play Fun — If You Can Resist Opening Your Wallet”. NPR. 2020年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月11日閲覧。
  129. ^ a b 馬淵寛昭 (2020年12月3日). “『原神』がApp Storeの「Best of 2020」ベストiPhoneゲームを受賞 Google Playの「ベストゲーム 2020」に続きダブル受賞を達成”. IGN Japan. 2023年3月9日閲覧。
  130. ^ Games Radar Staff (2020年11月13日). “Vote now for your Ultimate Game of the Year in the Golden Joystick Awards 2020”. Games Radar. 2023年3月9日閲覧。
  131. ^ a b Matt Purslow (2020年11月19日). “The Game Awards 2020 Nominees Announced”. IGN. 2023年3月9日閲覧。
  132. ^ Eddie Makuch (2021年12月9日). “The Game Awards 2021 Winners Revealed: It Takes Two Wins Game Of The Year”. GameSpot. 2023年3月26日閲覧。
  133. ^ Taylor Lyles (2022年12月9日). “After Heated Battle, Genshin Impact Wins Player's Voice at The 2022 Game Awards”. IGN. 2023年3月26日閲覧。
  134. ^ Bolding, Jonathan (11 October 2020). “Grossing over $100m, Genshin Impact recoups development costs in two weeks”. PC Gamer. https://www.pcgamer.com/grossing-over-dollar100m-genshin-impact-recoups-development-costs-in-two-weeks/ 14 October 2020閲覧。 
  135. ^ “miHoYoの『原神』、初月売上2億4500万ドル（約255億円）の衝撃デビュー　モバイルゲームで過去最大級のローンチ【Sensor Tower調査】”. Social Game info. (2020年10月29日). https://gamebiz.jp/news/280034 2020年10月29日閲覧。 
  136. ^ “スマホ版『原神』、配信5ヶ月で8億7400万ドル(約943億円)の売上…Sensor Tower調査”. Social Game info. (2021年3月5日). https://gamebiz.jp/news/290370 2021年3月5日閲覧。 
  137. ^ “世界モバイルゲームの年間売上ランキングで『原神』が約2059億円で3位　『ウマ娘』は国内配信で約1104億円と上位に迫る”. Social Game info. (2021年12月27日). https://gamebiz.jp/news/340221 2021年12月27日閲覧。 
  138. ^ a b Seiji Narita (2022年11月8日). “『原神』にて“ナヒーダが猛烈に売上を稼いでいる”ことを示唆するデータに注目集まる。草木萌え、売り上げ伸びる”. Automaton. 2023年2月18日閲覧。
  139. ^ Patricia Hernandez (2019年6月21日). “That Breath of the Wild anime ‘clone’ actually looks impressive”. Polygon. 2023年2月19日閲覧。
  140. ^ a b c “中国発の「原神」は、“ゼルダのコピー”には終わらない面白さを秘めている：ゲームレヴュー”. Wired (2020年11月2日). 2023年2月24日閲覧。
  141. ^ a b “中国発のゲーム「原神」が、“ガチャ”を重視したシステムで波紋を呼んでいる”. Wired (2020年11月27日). 2023年2月24日閲覧。
  142. ^ a b Seiji Narita (2021年4月8日). “『原神』ボイコット運動が英語圏ユーザーの間で発生。先住民問題に始まり、小児性愛からゲームへの不満まで混沌の様相”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  143. ^ a b Ken Furumi (2022年4月6日). “『原神』の“八重神子騒動”は何が問題だったのか。二転三転を経て巻き戻しになったトラブルの論点”. Automaton. 2023年2月18日閲覧。
  144. ^ “『原神』ディシアの性能強化を願う声が続出―海外では「#FixDehya」をスローガンに上方修正運動も”. インサイド (2023年3月7日). 2023年11月10日閲覧。
  145. ^ a b Yuki Kurosawa (2021年9月29日). “中国のゲーム規制にまつわる文書が話題に。『原神』ウェンティや『アズールレーン』『信長の野望』『真・女神転生IV FINAL』など名指し”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  146. ^ a b Seiji Narita (2022年1月5日). “『原神』女性キャラ4人の“肌隠し”系衣装発表。日本では追加扱いも、中国では強制差し替え濃厚でお詫び”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  147. ^ Keiichi Yokoyama (2020年9月28日). “オープンワールドARPG『原神』PC版のスパイウェア疑惑に対する調査報告を発表。今後の方針を表明”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  148. ^ a b Keiichi Yokoyama (2020年9月30日). “『原神』iOS版におけるクリップボードを読み取る挙動について釈明。指定コードによるコンソール起動のためのもの”. Automaton. 2023年2月19日閲覧。
  149. ^ “PC版「原神」のアンチチートシステムを逆手にとってアンチウイルスを無効にするランサムウェア攻撃が発見される、「原神」をインストールしていなくても標的に”. GIGAZINE. 2024年11月19日閲覧。
  150. ^ “Microsoftが推奨するドライバーブロックの規則”. Microsoft. 2024年11月19日閲覧。
  151. ^ a b Ian Walker (2021年3月12日). “Genshin Impact KFC Crossover Events In China Shut Down Over Covid-19 Concerns”. Kotaku. 2023年2月20日閲覧。
  152. ^ a b Ayuo Kawase (2022年9月30日). “『原神』コラボグッズ目当ての“食べ残し”に飲食チェーンが厳重注意。一方で食べ残しを生みかねないビジネス構造も”. Automaton. 2023年4月8日閲覧。
  153. ^ 久田晴 (2022年12月7日). “『原神』初のカードゲーム「七聖召喚」が12月7日配信のVer.3.3アップデートでついに実装。新キャラクターとして「放浪者」「ファルザン」が登場”. 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない？. 2023年11月19日閲覧。
  154. ^ “『原神』新常設コンテンツ「七聖召喚」に続報！Ver3.3で実装予定の“カードゲーム””. Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト (2022年10月31日). 2023年11月19日閲覧。
  155. ^ “Astra Carnival | Genshin Impact”. act.hoyoverse.com. 2024年10月7日閲覧。
  156. ^ “miHoYoの新作オリジナルIP『原神セレベンツ』のマンガ連載が12/20よりスタート！”. ファミ通App (2018年12月20日). 2023年2月20日閲覧。
  157. ^ a b c Just Lunning (2022年9月22日). “It’s the perfect time to read the Genshin Impact manga”. Polygon. 2023年2月20日閲覧。
  158. ^ Keiichi Yokoyama (2022年9月16日). “『原神』長編アニメ化へ。ufotableとの長期コラボプロジェクト始動”. Automaton. 2023年2月18日閲覧。
  159. ^ Miranda Sanchez (2022年10月22日). “『原神』の新たなアニメトレーラー「風物集短篇——モンド編」が公開 アニメ化プロジェクトが控えるufotableとは別のスタジオが制作”. IGN Japan. 2023年3月9日閲覧。
  160. ^ a b “『原神』初の公式ラジオ“テイワット放送局”11月30日（火）19時より配信開始。パーソナリティは主人公（空）役の堀江瞬、パイモン役の古賀葵、鍾離役の前野智昭が入れ替わりで担当”. ファミ通.com (2021年11月29日). 2023年2月20日閲覧。
  161. ^ @Genshin_7「【重大発表】」2023年6月14日。X（旧Twitter）より2023年6月16日閲覧。

参考文献

[編集]
  • PASH! 編集部 編『原神ファンブック』主婦と生活社、2023年。 
  • 「『原神』2周年記念特集」『週刊ファミ通』第1765号、KADOKAWA Game Linkage、2022年、12-57頁。 

外部リンク

[編集]
ウィキメディア・コモンズには、原神に関連するカテゴリがあります。
キャラクター
地名
コンテンツ
関係人物
人物
作品
音楽制作
カテゴリ カテゴリ
テレビアニメ
OVA
劇場アニメ
Webアニメ
その他のアニメ
ゲーム
テレビ番組
実写映画
漫画作品
新聞連載作品
関連イベント
関連項目
関連人物
共：共同制作
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=原神&oldid=103082733」から取得
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy