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大林辰蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大林 辰蔵
生誕 (1926-04-10) 1926年4月10日
日本の旗 日本 和歌山県
死没 (1992-02-19) 1992年2月19日(65歳没)
日本の旗 日本
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
研究分野 宇宙物理学
研究機関 京都大学
東京大学
文部省宇宙科学研究所
出身校 東京大学理学部
主な業績 国産ロケット人工衛星の開発
プロジェクト:人物伝
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大林 辰蔵(おおばやし たつぞう、1926年4月10日 - 1992年2月19日)は、日本物理学者宇宙物理学)。国産ロケット人工衛星の開発と打ち上げに尽力した。

生涯

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和歌山県出身。

東京大学理学部卒業後、郵政省電波研究所に入る。1961年京都大学工学部教授、1966年東京大学教授、1981年文部省宇宙科学研究所教授。1990年退官し、東京大学名誉教授、宇宙科学研究所名誉教授。1976年東レ科学技術賞受賞。

1992年2月19日、急性心不全により65歳で死去。

著書

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  • 『宇宙空間物理学』(裳華房、物理科学選書) 1970
  • 『ひらかれる宇宙の神秘』(学陽書房、21世紀の科学) 1976
  • 『地球非常事態宣言 - 最先端科学が明かす恐るべき報告』(青春出版社、プレイブックス) 1980
  • NASA方式による危機管理学 - あらゆる危機を解決する「What if」発想の秘密』(ロングセラーズ、ムックの本) 1983
  • 『壮大,希有,そして緻密 宇宙科学の発想 - ビジネスで三歩リードする本』(潮出版社、ドンキーブックス) 1983
  • 『宇宙をめざして - スペース・コロニーの建設』(同文書院、DBS cosmos library - earth science) 1984
  • スペースシャトルと宇宙基地』(ポプラ社、ポプラ社の天文シリーズ) 1984
  • 『宇宙に夢中』(リクルート) 1985、のち福武文庫 1992
  • 『サイエンス・ショック 90年代技術からの発想』(光文社、カッパ・ビジネス) 1985
  • 『宇宙からの発想 - ビッグバンからスペース・コロニーまで』(PHP研究所) 1987
  • 『生物学教育講座 地球を囲む生物圏』(東海大学出版会

共著

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  • 『宇宙へのさすらい』(学生社、科学随筆文庫) 1979
  • 『写真集 探査 - 太陽と惑星群』(共立出版) 1980
  • 『SFと宇宙』(福武書店、サイエンス・アイ) 1983

編著

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翻訳

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監修

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  1. 『わたしたちの太陽系』 1989
  2. 彗星恐竜をほろぼしたのか』 1989
  3. 星座をさがそう』 1989
  4. 『地球 - わたしたちの惑星』 1989
  5. 『宇宙のはじまり』 1989
  6. 『ロケットと人工衛星』 1989
  7. 『太陽 - わたしたちの星』 1990
  8. 『宇宙の新しい発見 - クエーサーパルサーブラックホール』 1990
  9. 『月 - 地球の衛星』 1990
  10. 天の川銀河系』 1990
  11. 火星 - 神秘の惑星』 1990
  12. 『UFOをさがせ』 1990
  13. 天王星 - かたむいた惑星』 1990
  14. 『天文学の歴史』 1990
  15. 土星 - 輪のある惑星』 1990
  16. 小惑星のふしぎ』 1990
  17. 木星 - 巨大な惑星』 1990
  18. 『星の一生を追え』 1990
  19. 水星 - 太陽に近い惑星』 1990
  20. 『彗星と流星』 1990
  21. 金星 - なぞにつつまれた惑星』 1990
  22. 『宇宙飛行士になろう』 1990
  23. 海王星 - 青い惑星』 1991
  24. 『SFと科学の世界』 1991
  25. 冥王星 - はるかな惑星』 1991
  26. 『天文学のいま』 1991

脚注

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