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第194回国会

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第194回国会(だい194かいこっかい)とは、2017年(平成29年)9月28日召集された臨時国会である。召集日の冒頭に衆議院が解散されたため、会期は召集日である9月28日の1日のみになった[1]

概要

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第194回国会は、2017年平成29年)8月3日に発足した、第3次安倍第3次改造内閣が迎える初の国会となる予定だった。

しかし、第193回国会で野党の森友学園問題加計学園問題への追及などによって下落した内閣支持率が、北朝鮮が8月29日に実施したミサイル発射実験9月3日に実施した核実験に対する対応や、野党第一党である民進党の混乱などによって、支持率回復を見せ始めたことから、内閣総理大臣安倍晋三衆議院解散を決断。9月25日に、総理大臣官邸での記者会見で正式に表明し[2]、9月28日の召集日当日に大島理森衆議院議長が衆議院本会議場で解散詔書を読み上げ、衆議院は解散となり国会は閉会、第48回衆議院議員総選挙に突入した[1]

なお、本臨時会の召集に先立つ6月22日、衆参の野党議員より日本国憲法第53条後段に基づき、臨時会召集要求がされていた[3]

衆議院解散により、第193回国会で継続審議となっていた議案74件(うち法律案60件)が、全て審議未了(廃案)となった。内訳は常任委員会付託済みで委員会にて審議未了となった案件が64件、委員会付託前の案件(いずれも議員提出の法律案)が10件[4]

国会の召集当日の衆議院解散は、第1次橋本内閣時代の1996年平成8年)9月27日に召集・即日解散された第137回国会(臨時会)以来21年ぶりで、日本国憲法史上4回目[注釈 1]

各党・会派の議席数

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今国会の動き

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召集前

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  • 9月22日 - 持ち回り閣議により、臨時国会の9月28日召集を決定[8]
  • 9月25日 - この日午後の定例記者会見にて、安倍が国会冒頭での衆議院解散の意向を表明[2]

会期中

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脚注

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注釈

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  1. ^ 残りの2回は、第1次佐藤内閣時代の1966年昭和41年)12月27日に招集・即日解散された第54回国会常会黒い霧解散参照)と、第2次中曽根内閣時代の1986年(昭和61年)6月2日に招集・即日解散された第105回国会(臨時会、死んだふり解散参照)[5]
  2. ^ 議長:大島理森(自由民主党)、副議長:川端達夫(民進党)を含む。
  3. ^ 愛媛県第3区青森県第4区新潟県第5区、共に選出議員の死去による。欠員のまま解散。
  4. ^ 議長:伊達忠一(自由民主党)、副議長:郡司彰(民進党)を含む。
  5. ^ 比例区の公明党議員が辞職で欠員が発生。

出典

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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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