金沢町 (神奈川県)
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かなざわまち 金沢町 | |
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廃止日 | 1936年10月1日 |
廃止理由 |
編入合併 金沢町、六浦荘村 → 横浜市 |
現在の自治体 | 横浜市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 神奈川県 |
郡 | 久良岐郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
8,268人 (国勢調査、1935年) |
隣接自治体 | 横浜市、六浦荘村 |
金沢町役場 | |
所在地 | 神奈川県久良岐郡金沢町 |
座標 | 北緯35度20分14秒 東経139度37分28秒 / 北緯35.33719度 東経139.6245度座標: 北緯35度20分14秒 東経139度37分28秒 / 北緯35.33719度 東経139.6245度 |
ウィキプロジェクト |
金沢町(かなざわまち)は、1926年(大正15年)1月1日から1936年(昭和11年)10月1日まで存在した神奈川県久良岐郡の町。
本項では前身の金沢村についても述べる。
概要
[編集]神奈川県久良岐郡南部の町。現在の神奈川県横浜市金沢区の東部にあたる。
歴史
[編集]沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、町屋村、洲崎村、寺前村、谷津村、富岡村、柴村、野島村、泥亀新田が合併して金沢村が成立。
- 1926年(大正15年)1月1日 - 金沢村が町制施行して金沢町となる。
- 1936年(昭和11年)10月1日 - 横浜市に編入。同日金沢町廃止。磯子区の一部となる。
- 1948年(昭和23年)5月15日 - 磯子区の一部が分区して金沢区を新設。旧町域が金沢区となる。
経済
[編集]産業
[編集]- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば金沢村の篤農家は、「轟豊重、武藤繁夫、安田新五兵衛、新倉繁蔵、長島福蔵、粟飯原十五郎、宇野元次郎、石井岩吉、荻原為則、佐野亀次郎」などがいた[1]。金沢富岡で農業を営む人物は「鹿島源右衛門[2]、鹿島源左衛門[2]、吉川清右衛門[2]、吉川清吉[2]」などがいた。
交通
[編集]鉄道路線
[編集]京浜急行電鉄の能見台駅(旧谷津坂駅)、横浜新都市交通金沢シーサイドラインは、当時は未開業。
道路
[編集]- 横須賀街道(現在の国道16号)
現在の町名
[編集]大川、乙舳町、片吹、金沢町、柴町、洲崎町、泥亀、寺前、富岡西、富岡東、長浜、西柴、能見台、能見台通、能見台東、能見台森、野島町、平潟町、堀口、町屋町、谷津町
出身・ゆかりのある人物
[編集]脚注
[編集]- ^ 『大日本篤農家名鑑』271頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年9月18日閲覧。
- ^ a b c d 『日本紳士録 第26版』横浜か16、よ、た20頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年9月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 交詢社編『日本紳士録 第26版』交詢社、1921年。