コンテンツにスキップ

長項貨物駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長項貨物駅
駅舎(観光文化空間への改造前)
장항화물역
チャンハンファムル
Janghang Hwamul
長項 (4.2 km)
地図
所在地 忠清南道舒川郡長項邑
北緯36度0分50.38秒 東経126度41分42.79秒 / 北緯36.0139944度 東経126.6952194度 / 36.0139944; 126.6952194
所属事業者 韓国鉄道公社
駅種別 無配置簡易駅
所属路線 長項貨物線
キロ程 4.2 km
駅構造 島式2面4線
開業年月日 1930年11月1日*
廃止年月日 2021年1月12日
備考 *旧長項駅として開業。2008年1月1日に長項駅は新線上へ移設され当駅は長項貨物駅に改称。
テンプレートを表示
長項貨物駅
各種表記
ハングル 장항화물역
漢字 長項貨物驛
発音 チャンハンファムルリョク
日本語読み: ちょうこうかもつえき
英語表記: Janghang Hwamul Station
テンプレートを表示

長項貨物駅(チャンハンかもつえき)は、大韓民国忠清南道舒川郡長項邑にあった韓国鉄道公社である。

利用可能な路線

[編集]

駅周辺

[編集]

長項邑は日本統治時代には穀物の日本本土への積出港として、また長項精錬所の企業城下町として栄えた。群山の人々は1980年代頃まで、ソウルに行くために長項線を使ったため、渡船や駅は非常ににぎわった[1]。しかし精錬所は公害問題の末に1980年代末に閉鎖し金属加工工場だけが残り、1990年の錦江の河口堰の完成で長項港は機能が低下した[2]西海岸高速道路の完成で人の流れも変わり[1]、町はすっかり寂れている。米穀倉庫などの古い建物や街並みが多く残っていることから、街並み観光や、古い建物のギャラリーやアトリエなどへの転用やアートイベントの開催など、歴史と個性のある観光地化による再活性化が模索されている[2]

歴史

[編集]
  • 1930年11月1日 - 長項駅として開業。当時は長項線の終着駅で、錦江対岸の群山駅へは渡し舟を使っていた。
  • 2008年1月1日 - 長項駅を錦江を渡る新線上へ移設。当駅は長項貨物駅に改称。
  • 2017年9月 - すべての輸送業務が終了[3]舒川郡は駅舎と土地を買い取り観光文化空間への改修を開始する。
  • 2019年5月1日 - 長項駅旧駅舎が観光文化空間として開業。改造後の駅舎には街並み探索カフェ、自転車レンタル営業所、ミュージアムなどが入った[3][2]
  • 2019年5月15日 - 貨物取扱停止[4]
  • 2021年1月12日 - 廃止[5]

隣の駅

[編集]
韓国鉄道公社
長項貨物線
長項駅 - 長項貨物駅

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 이야기가 있는 소읍(小邑) 기행 전남 장흥, 충남 장항
  2. ^ a b c 【기획탐방】장항도시탐험역을 찾아서...시인 구재기와 함께하는 '舒川山河(서천산하)' 25편
  3. ^ a b 서천 장항화물역, 문화공간으로…장항도시탐험역 개관 - 연합뉴스
  4. ^ 국토교통부고시 제2019-223호, 2019년 5월 15일. (国土交通省告示第2019-223号、2019年5月15日)
  5. ^ 국토교통부 고시 제2021-11호, 2021년 1월 12일. (国土交通部告示第2021-11号、2021年1月12日)大韓民国官報第19917号 171-172ページ


pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy