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鶴沼駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴沼駅
駅全体(2020年3月)
つるぬま
Tsurunuma
浦臼 (3.4 km)
(1.8 km) 於札内
地図
所在地 北海道樺戸郡浦臼町字於札内
北緯43度27分27.78秒 東経141度50分26.36秒 / 北緯43.4577167度 東経141.8406556度 / 43.4577167; 141.8406556
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 札沼線(学園都市線)
キロ程 66.1 km(桑園起点)
電報略号 ツル
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年昭和31年)11月16日[1]
廃止年月日 2020年令和2年)5月7日[報道 1]
備考 無人駅
路線廃止に伴う廃駅
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鶴沼駅(つるぬまえき)は、北海道樺戸郡浦臼町字於札内(おさつない)にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の廃駅)である。事務管理コードは▲130217[2]

歴史

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1976年の鶴沼駅と周囲約500m範囲。下が札幌方面。国道から水路脇の畦道が繋がる。ホームは現在の半分の15m程。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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付近にある沼にタンチョウが飛来したことから、「鶴沼」という地区名となり、駅名に採用された[4]

駅構造

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単式ホーム1面1線を有していた地上駅。一部用水路の上にホームがかかっていた。

石狩当別駅が管理していた無人駅だった。駅舎はなく、待合室が設置されていた。

2020年5月7日の北海道医療大学駅 - 新十津川駅間の廃止にあたって、同日未明にホームに設置されていた駅名標が撤去された[新聞 4]

利用状況

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  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[報道 6]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.2人[報道 7]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.0人[報道 8]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.0人[報道 9]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[報道 10]
  • 2015 - 2019年(平成27 - 令和元年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.0人[報道 11]

駅周辺

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駅の周辺は町営住宅などが林立している。そのため、商店などが集まり小さな集落ができている。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
札沼線(学園都市線)
浦臼駅 - 鶴沼駅 - 於札内駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、833頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、220頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。 
  4. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、54頁。ASIN B000J9RBUY 
  5. ^ 鶴沼市街 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。
  6. ^ 浦臼町営バス時刻表” (PDF). 浦臼町. 2018年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月5日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ a b 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2018年12月21日。オリジナルの2018年12月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20181224030823/http://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20181221_KO_Sassyoline.pdf2018年12月24日閲覧 
  2. ^ 札沼線(学園都市線)の電化について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2009年9月9日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090909-2.pdf2009年9月14日閲覧 
  3. ^ 札沼線(学園都市線)の電化開業時期について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2011年10月13日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2011/111013-3.pdf2011年10月17日閲覧 
  4. ^ 3月26日以降の普通列車時刻について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2016年2月8日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160208-2.pdf2016年2月9日閲覧 
  5. ^ 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)最終運行について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年4月16日。オリジナルの2020年4月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200416121422/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200416_KO_Sassyouline.pdf2020年4月16日閲覧 
  6. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年12月10日閲覧。
  7. ^ 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道株式会社、2017年12月8日http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/01.pdf2017年12月10日閲覧 
  8. ^ 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、2018年7月2日。オリジナルの2017年12月31日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180704114928/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/01.pdf2018年7月4日閲覧 
  9. ^ 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
  11. ^ 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人未満の線区(「赤色」「茶色」5線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。

新聞記事

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  1. ^ “札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止”. 北海道新聞. (2018年12月8日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/qEpUj 2018年12月8日閲覧。 
  2. ^ “札沼線廃止、21日にも届け出 JR、沿線4町と覚書調印”. 北海道新聞. (2018年12月21日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/4BNpa 2018年12月23日閲覧。 
  3. ^ “JR札沼線、北海道医療大学-新十津川間が廃止へ 2020年5月、地元と合意”. 毎日新聞. (2018年12月20日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181223073106/https://mainichi.jp/articles/20181220/k00/00m/040/147000c 2018年12月23日閲覧。 
  4. ^ “札沼線静かに廃止 新十津川-道医療大 駅名標を撤去”. 北海道新聞. (2020年5月7日). オリジナルの2020年5月14日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/afj9M 2020年5月14日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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