東幡豆駅
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東幡豆駅 | |
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待合所 | |
ひがしはず HIGASHI HAZU | |
◄GN15 西幡豆 (2.3 km) (1.9 km) こどもの国 GN17► | |
所在地 | 愛知県西尾市東幡豆町小見行田7-5 |
駅番号 | GN 16 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 蒲郡線 |
キロ程 | 7.0 km(吉良吉田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
335[1]人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)7月24日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
東幡豆駅(ひがしはずえき)は、愛知県西尾市東幡豆町小見行田にある名古屋鉄道蒲郡線の駅。駅番号はGN16。
歴史
[編集]三ヶ根山、猿が島(沖島)、うさぎ島(前島)最寄りの駅であり[2]、蒲郡線が観光路線として脚光を浴びた時代はその拠点として機能していた。現在は両島への観光船が廃止され、名鉄グループの観光事業も撤退しているが、潮干狩りシーズン時には潮干狩り客の利用がある。2005年(平成17年)1月28日までは特急・急行が停車していた。
かつては近くの採石場で採れた花崗岩を当駅で貨車に積み込んでいた。
- 1936年(昭和11年)7月24日 - 開業。
- 1953年(昭和28年)9月1日以降 - 有人化[3]。
- 1998年(平成10年)6月1日 - 無人化[4]。
- 2021年(令和3年)10月10日 - 駅舎取り壊しに伴い、西尾市が駅舎ありがとうイベントを実施[5]。
- 2024年(令和6年)3月23日 - 待合所を新設[6]。
-
解体された駅舎
駅構造
[編集]1面2線島式ホームを持つ行違い可能な地上駅で、列車は右側通行で進入する。駅集中管理システム未導入の無人駅である[7]。ホームの有効長は当初2両だったが、1967年度下期建設改良工事で4両化された[8]。
吉良吉田 - 蒲郡間のワンマン運転対応のため駅舎内には自動券売機が設置されていたが、駅舎取り壊しに伴い自動券売機は撤去され、ホームに乗車駅証明書発行機が設置された[5]。2024年(令和6年)3月には駅舎跡地に待合所が建設されている[6]。待合所の木製ベンチは吉良ライオンズクラブが設立60周年記念事業の一環で西尾市に寄贈したものである[9]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
(南側) | GN 蒲郡線 | 下り | 蒲郡ゆき[10] |
(北側) | 上り | 吉良吉田ゆき[10] |
-
ホーム
-
乗車駅証明書発行機
-
駅名標
配線図
[編集] ← 吉良吉田方面 |
→ 蒲郡方面 |
|
凡例 出典:[11] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は461人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中264位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中19位であった[12]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,137人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中214位、 西尾線・蒲郡線(24駅)中11位であった[13]。
一日平均の乗車人員および乗降人員の推移は以下の通りである。
年 | 乗車人員 | 乗降人員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
総数 | 定期 | |||
1949(昭和24)年度 | *370 | *622 | 期間は1949年5月 - 1950年4月末[14] | |
1950(昭和25)年度 | *614 | *1216 | 期間は1949年11月 - 1950年10月末[15] | |
1951(昭和26)年度 | *713 | *1592 | [16] | |
1952(昭和27)年度 | 775 | 1531 | [17] | |
1953(昭和28)年度 | 707 | 1422 | [18] | |
1954(昭和29)年度 | 710 | 1417 | [19] | |
1955(昭和30)年度 | 683 | 1356 | [20] | |
1956(昭和31)年度 | 668 | 1331 | [21] | |
1957(昭和32)年度 | 756 | 1509 | [22] | |
1958(昭和33)年度 | ||||
1959(昭和34)年度 | ||||
1960(昭和35)年度 | ||||
1961(昭和36)年度 | ||||
1962(昭和37)年度 | ||||
1963(昭和38)年度 | ||||
1964(昭和39)年度 | ||||
1965(昭和40)年度 | ||||
1966(昭和41)年度 | ||||
1967(昭和42)年度 | ||||
1968(昭和43)年度 | ||||
1969(昭和44)年度 | ||||
1970(昭和45)年度 | ||||
1971(昭和46)年度 | ||||
1972(昭和47)年度 | ||||
1973(昭和48)年度 | ||||
1974(昭和49)年度 | ||||
1975(昭和50)年度 | ||||
1976(昭和51)年度 | ||||
1977(昭和52)年度 | ||||
1978(昭和53)年度 | 910 | 465 | [23] | |
1979(昭和54)年度 | 862 | 436 | [24] | |
1980(昭和55)年度 | 870 | 438 | [25] | |
1981(昭和56)年度 | 866 | 437 | [26] | |
1982(昭和57)年度 | 791 | 429 | [27] | |
1983(昭和58)年度 | 784 | 430 | [28] | |
1984(昭和59)年度 | 747 | 409 | [29] | |
1985(昭和60)年度 | 692 | 381 | [30] | |
1986(昭和61)年度 | 661 | 362 | [31] | |
1987(昭和62)年度 | 625 | 340 | [32] | |
1988(昭和63)年度 | 631 | 352 | [33] | |
1989(平成元)年度 | 613 | 345 | [34] | |
1990(平成 | 2)年度603 | 355 | [35] | |
1991(平成 | 3)年度577 | 358 | [36] | |
1992(平成 | 4)年度553 | 349 | 1137 | [37][13] |
1993(平成 | 5)年度554 | 331 | [38] | |
1994(平成 | 6)年度496 | 292 | [39] | |
1995(平成 | 7)年度448 | 266 | [40] | |
1996(平成 | 8)年度415 | 243 | [41] | |
1997(平成 | 9)年度386 | 235 | [42] | |
1998(平成10)年度 | 328 | 208 | [43] | |
1999(平成11)年度 | 324 | 211 | [44] | |
2000(平成12)年度 | 323 | 220 | [45] | |
2001(平成13)年度 | 310 | 211 | [46] | |
2002(平成14)年度 | 289 | 197 | 580 | [47][48] |
2003(平成15)年度 | 283 | 197 | 568 | [49][48] |
2004(平成16)年度 | 252 | 174 | 505 | [50][51] |
2005(平成17)年度 | 255 | 179 | 511 | [52][51] |
2006(平成18)年度 | 248 | 174 | 495 | [53][51] |
2007(平成19)年度 | 259 | 183 | 517 | [54][51] |
2008(平成20)年度 | 245 | 169 | 490 | [55][51] |
2009(平成21)年度 | 245 | 170 | 489 | [56][51] |
2010(平成22)年度 | 229 | 162 | 458 | [57][58] |
2011(平成23)年度 | *218 | *158 | 440 | [59][58] |
2012(平成24)年度 | *224 | *161 | 445 | [59][58] |
2013(平成25)年度 | *230 | *172 | 461 | [59][58] |
2014(平成26)年度 | *216 | *161 | 431 | [60][58] |
2015(平成27)年度 | *207 | *150 | 410 | [60][58] |
2016(平成28)年度 | *222 | *164 | 438 | [60][58] |
2017(平成29)年度 | *205 | *153 | 410 | [60][58] |
2018(平成30)年度 | *202 | *153 | 403 | [60][58] |
2019(令和元)年度 | *191 | *142 | 382 | [61][62] |
2020(令和 | 2)年度*164 | *133 | 325 | [63][64] |
2021(令和 | 3)年度335 | [1] |
* 千人単位からの概算値
駅周辺
[編集]かつては観光拠点の駅としてにぎわったが、現在の駅周辺には目立った市街地は形成されていない。小規模な商店が点在しており、蒲郡線の他駅よりは商業施設が多い。
- 国道247号
- ハズ観音(妙善寺)
- 比島観音
- 三ヶ根観音
- 幡豆海岸
- 東幡豆港 - 1997年(平成9年)11月30日まで猿ヶ島・うさぎ島への観光船を運航していた。
- 東幡豆郵便局
- 西尾市立東幡豆小学校
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名鉄電車・バス時刻表』 VOL.3、名古屋鉄道、1986年、167頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、869頁。
- ^ “名鉄・西尾-蒲郡間 1日からワンマン運転 東幡豆、西幡豆両駅を無人化”、中日新聞、1998年5月29日朝刊、21面〔東三河総合〕
- ^ a b ありがとう!西幡豆駅舎・東幡豆駅舎
- ^ a b “西幡豆・東幡豆駅に待合所 こどもの国駅にはトイレも 23日に利用開始”. 三河新報. (2024年3月20日)
- ^ 川島令三『東海道ライン 全線・全駅・全配線』 第4巻 豊橋駅-名古屋エリア、講談社、2009年、71頁。ISBN 978-4-06-270014-6。
- ^ 名古屋鉄道(編)「四十二年下期建設改良工事の概要」『れいめい』第227号、名古屋鉄道、1967年10月、10頁。
- ^ 角野峻也“取り壊しの西幡豆駅、東幡豆駅 古い駅舎に「ありがとう」伝えよう 来月10日に催し”、中日新聞、2021年9月18日朝刊、13面〔西三河版〕
- ^ a b “東幡豆(GN16)(ひがしはず) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 『愛知県統計書. 昭和24年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和27年刊行』、愛知県、1952年、330頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和28年刊行』、愛知県、1953年、314頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、333頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和30年刊行』、愛知県、1955年、309頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和31年刊行』、愛知県、1956年、307頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和32年刊行』、愛知県、1957年、323頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和33年刊行』、愛知県、1958年、339頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和34年刊行』、愛知県、1959年、382頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、228頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、240頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、242頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、236頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、226頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、226頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、230頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成12年度刊』、愛知県、2001年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成13年度刊』、愛知県、2002年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成14年度刊』、愛知県、2003年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成15年度刊』、愛知県、2004年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成16年度刊』、愛知県、2005年、第10章 運輸・通信
- ^ a b 名鉄西尾・蒲郡線対策協議会 “第2回協議会 参考資料1”、2020年12月8日閲覧。
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成17年度刊』、愛知県、2006年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成18年度刊』、愛知県、2007年、第10章 運輸・通信
- ^ a b c d e f 名鉄西尾・蒲郡線対策協議会 “第8回協議会 その他資料(西尾・蒲郡線の概況)”、2020年12月8日閲覧。
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成19年度刊』、愛知県、2008年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成20年度刊』、愛知県、2009年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成21年度刊』、愛知県、2010年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成22年度刊』、愛知県、2011年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成23年度刊』、愛知県、2012年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成24年度刊』、愛知県、2013年、第10章 運輸・情報通信
- ^ a b c d e f g h i 名鉄西尾・蒲郡線対策協議会 “第22回協議会 配布資料”、2020年12月8日閲覧。
- ^ a b c 西尾市企画部企画政策課(編)『西尾の統計 2014年刊』、西尾市、2015年、8 運輸・通信
- ^ a b c d e 西尾市企画部企画政策課(編)『西尾の統計 2019年刊』、西尾市、2020年、8 運輸・通信
- ^ 西尾市企画部企画政策課(編)『西尾の統計 2020年刊』、西尾市、2021年、8 運輸・通信
- ^ 名古屋鉄道 “令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)”、2021年10月4日閲覧。
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
- ^ “西尾の統計(2021年刊)” (PDF). 西尾市. 2023年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東幡豆駅 - 名古屋鉄道