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第100独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第100独立機械化旅団
創設 2018年6月27日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ陸軍
部隊編制単位 旅団
兵科 機械化歩兵
兵種/任務 機甲戦
人員 2,000人[1]
所在地 ヴォルィーニ州ヴォロディームィル
通称号/略称 A7028
上級単位 第10軍団
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 ルスラン・トカチュク大佐
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第100独立機械化旅団(だい100どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 100-та окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍旅団第10軍団隷下。

概要

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ドンバス戦争

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ヴォルィーニ州旗

2018年6月27日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、第100独立領土防衛旅団としてヴォルィーニ州で創設された[2]

ロシアのウクライナ侵攻

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ウクライナ領土防衛隊第100独立領土防衛旅団章
第100旅団旗

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻ベラルーシと国境を接する西部ヴォルィーニ州に配備され、ベラルーシとの国境を防御した[2][3]

東部・バフムート戦線

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2023年3月、第53独立領土防衛大隊が激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート方面を防御した[2][4]

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

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旧第100独立機械化旅団章

2023年4月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、第67独立機械化旅団と共にクレミンナ方面を防御した[2][5]。団員は西部から東部への派兵となり、近郊の都市でアパートを借りて、2勤2休のローテーションで前線任務に就いた[6]

2023年6月、第53独立領土防衛大隊が東部ルハーンシク州スヴァトヴェ地区に再配置され、クプヤンシク方面を防御した[2]

2023年7月28日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[7]。ウクライナ領土防衛隊では初受賞の部隊となった。

2024年3月、ウクライナ陸軍に編入し、機械化に伴い、第100独立機械化旅団に改編された。ウクライナ領土防衛隊の旅団からウクライナ軍の機械化旅団に改編された最初の部隊となった[8]

東部・アウディーイウカ戦線

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2024年4月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、アウディーイウカ北のオチェレティネ方面を防御した[9]

東部・バフムート戦線

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2024年8月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート南のトレツク方面に展開した[10]

2022年編制

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  • 火力支援中隊
  • 迫撃砲中隊
  • 対破壊工作中隊
  • 戦闘・後方支援隊
  • 衛生隊
  • 無人機中隊 VORON 100

ギャラリー

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出典

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外部リンク

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