コンテンツにスキップ

BSAT-1a

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BSAT-1a
所属 放送衛星システム
公式ページ BSAT-1
国際標識番号 1997-016B
カタログ番号 24769
状態 運用終了
目的 衛星放送
設計寿命 10年
打上げ機 アリアン4 [1]
打上げ日時 1997-04-16
23:08:00 UTC [1]
運用終了日 2010-08-13[2]
衛星バス ヒューズ HS-376
質量 723.0 kg[1]
発生電力 1.2 kW[1]
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
静止経度 110°E
テンプレートを表示

BSAT-1aは、かつて放送衛星システムが所有していた、BS放送用の衛星である。これ以降の放送衛星システム所有の放送用衛星シリーズは同社の略称からB-SATシリーズと呼ばれる。

概要

[編集]

1997年4月16日に、ギアナ宇宙センターよりアリアン4ロケットにて打ち上げられた。7月にヒューズ社からBSAT-1aを引き取り[3]8月1日よりBS放送用衛星として運用を開始した。

Kuバンドのアクティブ・トランスポンダ4本と予備用ハイパワー・トランスポンダ4本を搭載し[1]、BS-1、3、5、7、9、11、13、15chから4つを選択可能。設計寿命は10年[1]

このB-SATシリーズから大容量の二次電池を搭載し、ゆりシリーズ時代にあったによる放送休止がなくなり、完全24時間放送が可能となった[4]

2004年5月10日からは負荷電力低減のためBS-9chの放送をBSAT-1bに譲り、2010年8月13日には老朽化と燃料枯渇により運用終了、運用軌道から離脱(デオービット)した[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f BSAT-1A”. NASA NSSDC. 2012年12月1日閲覧。
  2. ^ a b 事業報告” (PDF). 株式会社 放送衛星システム. 2012年12月1日閲覧。
  3. ^ 沿革” (PDF). 株式会社 放送衛星システム. 2010年7月17日閲覧。
  4. ^ 「『食』がなくなる衛星放送 / NHK広報室」『都道府県展望』第465号、全国知事会、1997年6月1日、87頁、NDLJP:2786285/45 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy