MacでTime Machineを使ってファイルのバックアップを作成する
Time Machineを使って、macOSのインストールに含まれていなかったMac上のファイル(アプリ、音楽、写真、書類など)のバックアップを作成できます。Time Machineがオンになっているときは、Macのバックアップが自動的に作成され、ファイルのバックアップ作成が1時間おき、毎日、および毎週実行されます。
Time Machineを使用するとローカルスナップショットも保存されます。これを使って、バックアップディスクが接続されていなくても以前のバージョンを復旧できます。これらのスナップショットは、1時間おきに作成され、元のファイルと同じディスクに保存され、最大24時間、またはディスクの領域が必要になるまで保存されます。ローカルスナップショットは、Apple File System(APFS)を使っているディスク上にのみ作成されます。
誤ってファイルを削除または変更した場合は、Time Machineを使用して回復できます。
Time MachineではAPFSを使用しているコンピュータにローカルスナップショットが作成されますが、内蔵ディスク以外の場所(外付けハードディスク、ネットワーク上のディスク、Time Capsuleなど)にもファイルのバックアップを作成することをおすすめします。そうすることで、内蔵ディスクまたはMacに何か問題が起きても、システム全体を別のMacに復元できます。
外付けハードディスクをMacに接続して、ハードディスクの電源を入れます。
重要: macOS 12以降を搭載したMacでバックアップを作成した場合、そのファイルはmacOS 11以降を搭載したMacにのみ復元できます。
以下のいずれかの操作を行います:
「Time MachineでMacをバックアップ」ダイアログからディスクを設定する: まだTime Machineバックアップディスクを設定していない場合は、Macをバックアップするためにディスクを使用するかどうかを尋ねられます。表示されたダイアログの上にポインタを置き、「オプション」をクリックしてから、「設定」を選択してこのディスクをTime Machineバックアップディスクとして使用します。(「閉じる」を選択した場合は、Time Machineが閉じて、このディスクが通常のディスクとして接続されます。)
Time Machine設定でディスクを設定する: メニューバーの をクリックして、「Time Machine設定を開く」を選択します。
Time Machineアイコンがメニューバーに表示されない場合は、アップルメニュー >「システム設定」を選択します。サイドバーで「コントロールセンター」 をクリックし、Time Machine まで下にスクロールしてから、ポップアップメニューで「メニューバーに表示」を選択します。
「バックアップディスクを追加」をクリックするか、 をクリックします。
表示されるオプションは、1つ以上のバックアップディスクをすでに設定しているかどうかで決まります。
重要: Time Machineでは、macOSのインストール中にインストールされたシステムファイルやアプリのバックアップは作成されません。