東岩槻駅
東岩槻駅 | |
---|---|
北口(2019年7月) | |
ひがしいわつき Higashi-iwatsuki | |
◄TD 06 岩槻 (2.4 km) (1.3 km) 豊春 TD 08► | |
さいたま市岩槻区東岩槻一丁目12-1 | |
駅番号 | TD07 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■野田線(東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 10.9 km(大宮起点) |
電報略号 | ヒツキ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]19,197人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)12月1日 |
備考 | 業務委託駅 |
東岩槻駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
東岩槻駅(ひがしいわつきえき)は、埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻一丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 07。
歴史
[編集]- 1969年(昭和44年)12月1日:野田線岩槻駅 - 豊春駅間に新設。
- 1971年(昭和46年)3月31日:岩槻・春日部土地区画整理事業の換地処分が前日に行われた[1]ことに伴い、町名地番変更が行われ、所在地の町名が東岩槻となる。
- 1999年(平成11年)11月25日:岩槻駅 - 当駅間複線化。大宮駅 - 岩槻駅間の区間列車の約半数を当駅まで延長。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)4月1日:岩槻市がさいたま市に編入合併され、所在地がさいたま市岩槻区となる。
- 2006年(平成18年)11月1日:橋上駅舎使用開始。
- 2009年(平成21年)
- 3月10日:発車メロディ導入。
- 12月1日:駅業務を東武ステーションサービスへ委託。
- 2016年(平成28年)3月26日:野田線で急行運行開始。当駅は通過駅となる。
- 2017年(平成29年)4月21日:特急「アーバンパークライナー」運行開始。当駅は浅草発のみ停車となる。
始発終着列車
[編集]1999年(平成11年)11月25日に岩槻駅 - 当駅間が複線化された際、大宮駅 - 岩槻駅間の区間列車のうち約半数を当駅まで延長した。下り方には引上線を新設したが、春日部駅までの複線化に伴い下り線の一部となった。
岩槻駅 - 春日部駅間複線化のうち、岩槻駅 - 当駅間2.4 kmは大きなネックであった。元荒川橋梁や廃線になった武州鉄道と立体交差していた架道橋・築堤が残り、腹付け線増では無く構造施設の大規模な付替えが必要となった。
当駅始発終着列車は、岩槻駅 - 春日部駅間複線化事業において工事進捗による暫定的なサービスであったが、春日部までの連続複線化が実現した2004年まで5年間続いた。複線化に合わせて単複境界であった両渡り線を撤去、棒線駅となり、現在は当駅折返しは出来ない配線になっている。
橋上駅舎化
[編集]かつての当駅は北口地上部に駅舎があった。周辺の状況として北口側には商店やスーパーマーケットが立ち並ぶが、南口側にも広大な住宅地と団地が広がっている。南平野土地区画整理事業進捗に伴い、南側の人口が増加傾向であったことや、を最寄りとする学校法人開智学園が高等部の他に中高一貫部・総合部を開設したために通学する生徒利用が増加したことから、橋上駅舎化に伴う機能強化が図られることとなった。南口を除く部分を2006年(平成18年)1月20日、同年11月1日には南口も竣工した。2007年(平成19年)5月にはホームのアスファルト舗装を完了した。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。改札階と北口・南口・ホーム間をそれぞれ連絡するエレベーター・エスカレーターが設置されている。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[3] |
---|---|---|---|
1 | 東武アーバンパークライン | 上り | 大宮方面 |
2 | 下り | 柏方面 |
- 橋上駅舎化に伴う変更
- 地上駅舎時代は、北口側の駅舎より近い順に、下りが1番線、上りが2番線であった。
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は19,197人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
[注釈 1] 1969年(昭和44年) | 507 | 318 | |
1970年(昭和45年) | 1,847 | 996 | |
1975年(昭和50年) | 7,940 | 4,013 | |
1980年(昭和55年) | 9,912 | 4,996 | |
1985年(昭和60年) | 14,767 | 7,388 | |
1990年(平成 | 2年)18,003 | 9,023 | |
1995年(平成 | 7年)18,595 | 9,247 | |
1998年(平成10年) | 17,093 | ||
1999年(平成11年) | 16,863 | ||
2000年(平成12年) | 17,395 | 8,784 | |
2001年(平成13年) | 17,304 | 8,601 | |
2002年(平成14年) | 17,107 | 8,485 | |
2003年(平成15年) | 17,155 | 8,526 | |
2004年(平成16年) | 18,335 | 9,117 | |
2005年(平成17年) | 18,599 | 9,246 | |
2006年(平成18年) | 19,055 | 9,498 | |
2007年(平成19年) | 19,161 | ||
2008年(平成20年) | 19,351 | ||
2009年(平成21年) | 19,136 | ||
2010年(平成22年) | 19,365 | ||
2011年(平成23年) | 19,406 | ||
2012年(平成24年) | 20,092 | ||
2013年(平成25年) | 20,474 | ||
2014年(平成26年) | 20,124 | ||
2015年(平成27年) | 20,547 | ||
2016年(平成28年) | 20,643 | ||
2017年(平成29年) | 20,796 | ||
2018年(平成30年) | 20,748 | ||
2019年(令和元年) | 20,454 | ||
2020年(令和 | 2年)16,418 | [東武 3] | |
2021年(令和 | 3年)17,938 | 8,999 | [東武 4] |
2022年(令和 | 4年)18,761 | 5,626 | [東武 5] |
2023年(令和 | 5年)19,197 | 9,634 | [東武 1] |
駅周辺
[編集]岩槻中心市街地からは元荒川を越えた北東、春日部市との市境近くにある。戦後の高度経済成長期に開設されたこともあり、駅周辺は碁盤目状に区画整理され、戸建住宅や団地が並ぶ。駅から北西2 kmの位置に工業団地が立地し、各企業送迎バスが当駅より発着している。
隣接する豊春駅周辺同様、さいたま市岩槻区表慈恩寺・小溝・徳力地区と春日部市境が複雑に入り込んでいる地域が存在する。
- さいたま市ふれあいプラザいわつき
- 岩槻区役所東岩槻支所
- さいたま市岩槻東部図書館
- 岩槻警察署東岩槻駅前交番
- 岩槻消防署上野出張所
- さいたま市立上里小学校
- さいたま市立東岩槻小学校
- さいたま市立桜山中学校
- 開智学園(総合部・中高一貫部・高等部)
- 東岩槻郵便局
- 岩槻上野郵便局
- 埼玉りそな銀行東岩槻支店
- 埼玉縣信用金庫東岩槻支店
- 岩槻中央病院
名跡・旧跡
バス路線
[編集]最寄りのバス停は「東岩槻駅北口」停留所である。
乗り場 | 系統 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
東岩槻駅北口 | さいたま市岩槻区コミュニティバス | 府内一丁目 / 慈恩寺観音 | 東武バスウエスト | 平日運転[8] |
隣の駅
[編集]1931年(昭和6年) - 1950年(昭和25年)まで、岩槻駅 - 豊春駅間に 渋江駅(しぶええき)があった。位置は埼玉県道65号さいたま幸手線との立体交差付近である。
「渋江」バス停は、国立東埼玉病院線岩槻駅西口乗入に伴う経路変更により、2017年(平成29年)4月1日付で廃止された。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 12月1日開業。開業日 - 翌年3月31日までの121日間のデータ。
出典
[編集]- ^ さいたま市土地区画整理事業一覧表 - さいたま市 (PDF)
- ^ 東武野田線東岩槻駅の橋上化工事に着手します (PDF) (東武鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2005年時点の版)。
- ^ “東岩槻駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 埼玉県統計年鑑
- ^ “さいたま市/さいたま市統計書”. www.city.saitama.jp. 2020年5月25日閲覧。
- ^ “さいたま市 / 旧岩槻市統計書”. www.city.saitama.jp. 2020年5月25日閲覧。
- ^ “レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “運行内容変更のお知らせ”. さいたま市. 2021年3月15日閲覧。
- 東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年9月30日閲覧。
- ^ 「駅一覧」『東武会社要覧2021』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東岩槻駅(駅情報) - 東武鉄道