運河駅
運河駅 | |
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東口(2014年8月) | |
うんが Unga | |
◄TD 18 梅郷 (2.3 km) (1.9 km) 江戸川台 TD 20► | |
所在地 | 千葉県流山市東深井字赤土405 |
駅番号 | TD19 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 |
■野田線 (東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 33.2 km(大宮起点) |
電報略号 | ウカ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]20,859人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)5月9日[1] |
運河駅(うんがえき)は、千葉県流山市東深井にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である[2]。駅番号はTD 19。
歴史
[編集]駅名は、近くを流れる利根運河に由来している。
年表
[編集]- 1911年(明治44年)5月9日:千葉県営鉄道野田線野田町駅(現・野田市駅) - 柏駅間開通時に開設[1]。
- 1923年(大正12年)8月1日:千葉県営鉄道を北総鉄道へ譲渡[3][4]。
- 1929年(昭和4年)11月22日:北総鉄道が総武鉄道へ社名変更。
- 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併、同社野田線の駅となる。
- 2008年(平成20年)10月10日:発車メロディ使用開始。
- 2012年(平成24年)3月17日:TD 19の駅ナンバリング導入。
- 2013年(平成25年)
- 2017年(平成29年)
- 4月21日:ダイヤ改正に伴い、アーバンパークライナー2号の終着駅となる[5]。
- 2020年(令和2年)
-
旧駅舎(2012年12月)
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旧駅舎時代に使用されていた地下道(2013年7月)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・待避可能な地上駅。橋上駅舎を備える。
現駅舎は2013年(平成25年)7月13日より段階的に使用開始され、内部には改札階と東西出口・ホーム間をそれぞれ連絡するエレベーターとエスカレーターが併設されている。完成当初は西口のみの暫定供用、2013年(平成25年)12月27日より東口及び東西自由通路の供用も開始された[2]。橋上駅舎化に伴い東口駅前広場が整備され、東口とふれあい橋を結ぶ歩行者専用道路が新設された。
柏・船橋方面は複線で当駅が単複境界となり春日部駅までは単線である。[注釈 1]
旧駅舎は大宮方面単式ホーム側にあり、柏方面及び中線の島式ホームとは地下道で連絡していた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[9] | 備考 |
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1 | 東武アーバンパークライン | 上り | 大宮方面 | |
2・3 | 下り | 柏方面 | 2番線は折返し列車と下り最終列車が使用する |
- 主本線と中線
1・3番線が主本線である。
2番線は中線で上下線に出発可能である。主に当駅 - 柏駅間の区間列車折返しに使用し急行列車運転時間帯は区間列車と緩急接続する。夜間帯は大宮発当駅終着の特急アーバンパークライナーに使用する。
- 画像
-
1番線ホーム(2013年5月)
-
2・3番線ホーム※2番線は中線で上下線に出発可能(2013年5月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は20,859人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 [10][11] |
1日平均 乗車人員 [12] |
出典 |
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2001年(平成13年) | 21,141 | 10,610 | |
2002年(平成14年) | 20,813 | 10,458 | |
2003年(平成15年) | 21,785 | 10,989 | |
2004年(平成16年) | 21,620 | 10,916 | |
2005年(平成17年) | 21,965 | 11,060 | |
2006年(平成18年) | 22,472 | 11,253 | |
2007年(平成19年) | 23,119 | 11,501 | |
2008年(平成20年) | 23,269 | 11,572 | |
2009年(平成21年) | 22,766 | 11,316 | |
2010年(平成22年) | 22,628 | 11,247 | |
2011年(平成23年) | 22,981 | 11,309 | |
2012年(平成24年) | 23,165 | 11,407 | |
2013年(平成25年) | 21,909 | 10,776 | |
2014年(平成26年) | 21,232 | 10,472 | |
2015年(平成27年) | 21,781 | 10,766 | |
2016年(平成28年) | 21,718 | 10,850 | |
2017年(平成29年) | 22,029 | 11,005 | |
2018年(平成30年) | 22,053 | 11,019 | |
2019年(令和元年) | 21,875 | ||
2020年(令和 2年) | 13,025 | ||
2021年(令和 3年) | 17,250 | 8,614 | [東武 2] |
2022年(令和 4年) | 19,642 | 9,812 | [東武 3] |
2023年(令和 | 5年)20,859 | 10,425 | [東武 1] |
駅周辺
[編集]当駅周辺は流山市東深井であるが、利根運河を越えると野田市(一部は流山市域)の市域に入る。
駅西側には千葉県道5号松戸野田線・流山街道、東側には国道16号、利根運河に沿って千葉県道407号我孫子流山自転車道線が走る。
東深井地区はTBS、東急不動産、小田急電鉄などによって開発された住宅街となっている。また、須田恒弘プロデュースによる、ニュージーランドの街並みを再現した「ルアジーランド流山」の分譲が行われ、ニュージーランドからも関心が寄せられた。利根運河を挟んで野田市側に東京理科大学(野田キャンパス)も立地するため、単身学生向けアパートも多い。
- 国土交通省関東地方整備局 江戸川河川事務所運河出張所
- 流山警察署 運河交番
- 流山市立森の図書館(北部地域図書館)
- 流山市東深井福祉会館
- 流山市老人福祉センター
- 流山市立東深井中学校
- 流山市立東深井小学校
- 流山市立西深井小学校
- 新川郵便局
- JAとうかつ中央 運河支店
- ビッグ・エー 流山東深井店
- ベルク 流山東深井店
- 生活協同組合コープみらい コープ東深井店
- セイムス 運河店
- セキ薬品 東深井店
- TSUTAYA 流山店
- ゲオ 流山店
- 流山市立運河水辺公園[2]
- 東深井地区公園
- 流山ヘリポート
- ギャラリー平左衛門
- 関東運輸局千葉運輸支局 野田自動車検査登録事務所
- 東京理科大学野田キャンパス(理工学部・薬学部)[2]:駅北側(千葉県野田市)にあり、東京理科大学へは、「運河橋」または「ふれあい橋」を利用して渡る。徒歩数分の距離である。「運河駅」は流山市と野田市の境界に近い場所にあり、橋の北側は一部を除き野田市域である。
- なるほど科学体験館
- 理窓会記念自然公園
- 総合グラウンド
- 江戸川病院
- 宗教法人霊波之光[13]:東京理科大学野田キャンパスの北側に隣接する。人道橋の「ふれあい橋」は、霊波之光が1996年に建設して野田市に寄贈したものである[13]。
- 運河橋
- ふれあい橋(ニールセン・ローゼ橋)
バス路線
[編集]流山ぐりーんバス「東深井散策の森入口」「四季の杜」「東深井28号公園前」(江戸川台東ルート)とまめバス「西亀山」(南ルート中根)が最寄り停留所であるが、いずれも徒歩10分程度離れた場所にある。以前は駅前に茨急バスの停留所があり、流山駅行・野田市駅行が運行されていた。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『「軽便鉄道運輸開始」『官報』第8368号、1911年5月17日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b c d e 「「運河駅」新たに東口も 一連の改良工事完了 流山市と東武鉄道」『千葉日報』2013年12月28日。
- ^ 『地方鉄道運輸営業継承」『官報』第8368号、1923年8月10日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 7月26日譲渡許可『「鉄道譲渡」『官報』第3299号、1923年7月28日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車概要】』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2017年1月18日。オリジナルの2017年1月19日時点におけるアーカイブ 。2023年6月4日閲覧。
- ^ 『2020年3月東武アーバンパークラインで大幅なダイヤ改正を実施!ラッシュ時の柏 - 船橋間を最大11分短縮します!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2019年9月27日。オリジナルの2019年10月3日時点におけるアーカイブ 。2023年6月4日閲覧。
- ^ 『東武アーバンパークライン、急行運転の開始や最終列車の繰り下げ等大幅なダイヤ改正を2020年3月14日に実施』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2019年12月9日。オリジナルの2019年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年6月4日閲覧。}
- ^ 『2020年6月6日(土)ダイヤ改正を実施!【特急列車・THライナー・SL大樹概要が決定】』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2020年2月25日。オリジナルの2020年6月6日時点におけるアーカイブ 。2023年6月4日閲覧。}
- ^ “運河駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月16日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2023年6月16日閲覧。
- ^ “千葉県統計年鑑”. 千葉県. 2023年6月16日閲覧。
- ^ a b 「[しおかぜ]利根運河にふれあい橋――野田市 / 千葉」『毎日新聞』1996年8月7日、地方版千葉。
利用状況
[編集]- 東武鉄道の1日平均乗降人員
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 運河駅(駅情報) - 東武鉄道