公園東口駅
公園東口駅 | |
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駐車場と駅舎(2009年8月) | |
こうえんひがしぐち Koen-higashiguchi (万博記念競技場前) | |
◄17 万博記念公園 (1.1 km) (1.5 km) 阪大病院前 52► | |
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所在地 | 大阪府吹田市千里万博公園 |
駅番号 | 51 |
所属事業者 | 大阪モノレール |
所属路線 | ■彩都線 |
キロ程 | 1.1 km(万博記念公園起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 島式 1面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
1,538人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1998年(平成10年)10月1日[1] |
公園東口駅(こうえんひがしぐちえき)は、大阪府吹田市千里万博公園にある大阪モノレール彩都線の駅。駅番号は51。
概要
[編集]万博記念競技場の最寄り駅であるほか、日本庭園など万博記念公園内の一部施設についても当駅がよりアクセスに優れる。またガンバ大阪の本拠地である市立吹田サッカースタジアムの最寄り駅としても機能している。しかし、隣の万博記念公園駅とそれほど差があるわけではなく、乗り換えなどの手間から、多くのサッカー観戦の利用者が万博記念公園駅を利用している。
歴史
[編集]当初の計画では、この駅の設置は盛り込まれていなかった。しかし、Jリーグが発足し、万博記念競技場をホームグラウンドとするガンバ大阪の観戦客の輸送には、万博記念公園駅からでは遠いと、当時の万博記念協会が強く大阪府に働きかけた。結果、駅が整備されたが、駅と万博公園の東口ゲートや記念競技場へのアプローチも基本的に大阪府が負担するものとなった。
年表
[編集]- 1998年(平成10年)10月1日:国際文化公園都市モノレール線(現在の彩都線)万博記念公園 - 阪大病院前間開通時に開業[1]。
- 2023年(令和5年)1月28日:可動式ホーム柵の使用を開始[2]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は1か所のみ。コンコースは他の駅よりも幅員が広く取られている。ただし、他の多くの駅に見られる「モノドリンク」(イス・テーブル等を備えた自動販売機コーナー)は設置されていない。
万博記念公園や万博記念競技場へは2階にある改札口から階段を下ることなく、同レベルで向かうことができる。本線の駅のような、一般車が乗り入れ可能なロータリーは駅のすぐ前にはないが、200メートルほど東方にバスロータリーがあり、万博記念競技場で大きな催しがないときは昼間時間帯のみ一般車の一時乗り入れも可能である。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 行先[3] | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ■彩都線 | 彩都西方面 | |
2 | 大阪空港方面 | 一部は本線直通 |
利用状況
[編集]2020年(令和2年)次の1日平均乗降人員は878人(乗車人員:443人、降車人員:435人)で、大阪モノレールの駅の中では最も利用客が少ない駅である[4]。ただし、万博記念競技場がJリーグ・ガンバ大阪の本拠地だった頃、サッカー試合が開催される日は多くの乗降客で賑わった。ガンバ大阪の本拠地が同じ万博記念公園内の市立吹田サッカースタジアムに移転後は万博記念公園駅が最寄り駅とアナウンスされているが、当駅からも吹田スタジアムまでの徒歩の所要時間は大きく違わないこと、また当駅からのルートはバリアフリー対応となっていることから一定の需要がある。
各年次の1日平均乗車・乗降人員の推移は下表の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1998年 | 300 | 183 | [統計 1] |
1999年 | 630 | 417 | [統計 2] |
2000年 | 930 | 552 | [統計 3] |
2001年 | 797 | 476 | [統計 4] |
2002年 | 871 | 528 | [統計 5] |
2003年 | 667 | 441 | [統計 6] |
2004年 | 702 | 426 | [統計 7] |
2005年 | 799 | 552 | [統計 8] |
2006年 | 834 | 539 | [統計 9] |
2007年 | 1,045 | 690 | [統計 10] |
2008年 | 1,187 | 764 | [統計 11] |
2009年 | 1,206 | 756 | [統計 12] |
2010年 | 1,215 | 750 | [統計 13] |
2011年 | 1,335 | 810 | [統計 14] |
2012年 | 1,395 | 836 | [統計 15] |
2013年 | 1,432 | 831 | [統計 16] |
2014年 | 1,657 | 944 | [統計 17] |
2015年 | 1,954 | 1,074 | [統計 18] |
2016年 | 1,377 | 749 | [統計 19] |
2017年 | 1,424 | 760 | [統計 20] |
2018年 | 1,522 | 802 | [統計 21] |
2019年 | 1,538 | 799 | [統計 22] |
2020年 | 878 | 443 | [統計 23] |
駅周辺
[編集]- 万博記念公園東口
- 茨木市立西陵中学校
- 吹田市資源リサイクルセンターくるくるプラザ
- 名神高速道路・中国自動車道・近畿自動車道吹田ジャンクション - 名神高速道路と近畿自動車道は吹田インターチェンジを併設。中国自動車道の中国吹田インターチェンジは万博記念公園駅付近にある。
バス路線
[編集]近鉄バス「日本庭園前」停留所が最寄りとなる。駅出口から外周道路を北へ進む。なお、外周道路は時計回りの一方通行であるため、JR茨木駅・阪急茨木市駅方面の停留所は万博外周を出るエキスポロードよりも駅の近くに立てることができず、そのためこの停留所の両方面行きは大きく離れたところにある(阪大本部前・万博記念公園駅(エキスポシティ前)方面は駅から約100メートル、JR茨木駅・阪急茨木市駅方面は駅から約300メートル)。
- エキスポロード・日本庭園前交差点東側
- 22番:阪急茨木市駅(JR茨木駅経由)
- 100番:JR茨木駅
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、9頁。
- ^ “公園東口駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します”. 大阪モノレール (2023年1月24日). 2023年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
- ^ “公園東口駅情報”. 大阪モノレール. 2023年6月10日閲覧。
- ^ 決算状況 - 大阪モノレール
- ^ “Panasonic Stadium Suita”. 大阪モノレール. 2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月7日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公園東口駅 - 大阪モノレール