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ホンダ・キャパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホンダ・キャパ
GA4/6型
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1998年4月 – 2002年2月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン D15B型:1.5L 直4 SOHC 16バルブ
最高出力 98PS/6,300rpm
最大トルク 13.6kgf·m/3,500rpm
変速機 CVT/4速AT
前:マクファーソンストラット
後(FF):車軸式
後(4WD):ド・ディオン式
前:マクファーソンストラット
後(FF):車軸式
後(4WD):ド・ディオン式
車両寸法
ホイールベース 2,360mm
全長 前・中期型:3,775mm
後期型:3,790mm
全幅 1,640mm
全高 FF:1,650mm
4WD:1,670mm
車両重量 1,080 - 1,190kg
その他
ブレーキ 前:油圧式ベンチレーテッドディスク
後:油圧式リーディング・トレーリング
スタビライザー形式 前:トーション・バー式
後:トーション・バー式
系譜
後継 ホンダ・モビリオ(事実上)
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キャパ(CAPA)は、本田技研工業がかつて生産、販売していたトールワゴン型の小型自動車である。

概要

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「J・ムーバー」のシリーズ第1弾として、コンパクトカーのロゴからプラットフォームを流用し開発された。「J・ムーバー」は、オデッセイ などに代表される「クリエイティブ・ムーバー」の第2ステージとして、「Small is Smart」の発想をもとに、日常生活での使いやすさやコンパクトさ、軽さゆえの低燃費(エコロジー)さに加え、楽しさ(Joyful)をも求め提案されたものであった[1]。スペースフルな使い勝手で人気を獲得し、同年発売の日産・キューブなどとともにコンパクトカーの分野に、ハイルーフワゴンという分野を確立させた[2]

街乗りでのベストサイズをめざしたコンパクトな車体寸法でありながら、家族で乗ってもゆとりのある室内空間を再現するため、広い室内空間と良好な視界を確保した「ヒューマンデッキ」と、室内への機能部分の張り出しを最小限にして、フラットフロアを実現した「メカデッキ」とを合わせた「デュアルデッキ・パッケージ」と呼称する車体構成を基本に設計されている。実際はロゴの車台の上にもう1枚のキャビンフロアを配置する二重フロア構造のため、ベースとなったロゴよりボディを強化したほか、それに伴う車体重量の増加によりサスペンションの設定が見直され、ロゴで問題視されたサスペンションセッティングが改善された。

搭載されたエンジンはD15B型の1種類で、トランスミッションも当初はCVTホンダマルチマチックのみであったが、マイナーチェンジの際に廉価版として4速オートマチックトランスミッションが追加された。

搭載エンジン

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ホンダ・D15B型
  • エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
  • 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気2 排気2
  • 最高出力:72kW(98PS)/6,300rpm
  • 最大トルク:133N·m(13.6kgf·m)/3,500rpm
  • 総排気量:1,493cc
  • 内径×行程:75.0mm×74.5mm
  • 圧縮比:9.4
  • 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(PGM-FI
  • 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量:40L

初代 GA4/6型(1998年-2002年)

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車名の由来

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才能、許容範囲、包容力といった意味を持つ英語"Capacity"からの造語。

取扱販売店

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脚注

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  1. ^ キャパ発表時のFact Bookより
  2. ^ a b デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第63号13ページより。
  3. ^ キャパ特別仕様車「tuittel(ツイッテル)」を発売”. www.honda.co.jp. 2023年1月27日閲覧。
  4. ^ キャパ(ホンダ)のカタログ” (2021年10月23日). 2021年10月23日閲覧。
  5. ^ ホンダ キャパの価格・新型情報・グレード諸元 価格.com” (2021年10月23日). 2021年10月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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