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ZERO (B'zの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B'z > 作品リスト > ZERO (B'zの曲)
「ZERO」
B'zシングル
初出アルバム『RUN
B面 恋心(KOI-GOKORO)
リリース
規格
ジャンル
時間
レーベル
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 週間4位(オリコン・再発盤)[2]
  • 1992年10月度月間1位(オリコン)
  • 1992年11月度月間12位(オリコン)
  • 1992年度年間11位(オリコン)
  • 1993年度年間129位(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • ZERO
    • (1992年)
    RUN 収録曲
    THE GAMBLER
    (1)
    ZERO
    (2)
    紅い陽炎
    (3)
    ミュージック・ビデオ(short ver.)
    「ZERO」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ZERO」(ゼロ)は、日本ロックユニットB'zの楽曲。1992年10月7日にBMGルームスより11作目のシングルとして発売された。

    概要

    [編集]

    6thアルバム『RUN』からの先行シングル。

    B'zのシングルは4thシングル『BE THERE』以降2曲目を「2nd beat」と表記しているが、本作のジャケットでは「COUPLING WITH : 恋心(KOI-GOKORO)」と表記されている。ただし、CDレーベルには他のシングル同様「2nd beat」と表記されている[注釈 1]

    裏ジャケットには薔薇と蝶をあしらったロゴを使用。「B'z」部分は表ジャケットのロゴと共通である。このロゴは6thアルバム『RUN』の裏ジャケットの他、『B'z LIVE-GYM Pleasure '92 "TIME"』及び『B'z LIVE-GYM '93 "RUN"』のステージやメンバーの衣装にも使用された。

    発売当時はノンタイアップかつ先行シングルにもかかわらず2週連続で1位を獲得し、131万枚のミリオンセラーとなった[3][4]。また、ノンタイアップで初動売上61.5万枚は当時の歴代1位であった(オリコン調べ)。

    2003年3月26日にリマスタリング、12cm化で再発売された。

    発売から約17年後の2009年4月には、表題曲の「ZERO」がキリンビールの発泡酒『麒麟 ZERO』のCMソングに使用された[5][3]

    収録曲

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    8cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・明石昌夫
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「ZERO」稲葉浩志松本孝弘
    2.「恋心(KOI-GOKORO)」稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. ZERO
    2. 恋心(KOI-GOKORO)
      • 表題曲とは異なり非常にポップな曲。松本は「『ZERO』を表題曲にできたことで、その対極という位置づけで作った曲」と述べている。
      • 曲名の通り男性の恋心について歌われており、稲葉が当時パーソナリティーを務めたラジオ番組『B'z WAVE-GYM』の番組宛に送られてきた手紙のメッセージに刺激を受けて制作された。
      • 稲葉は歌詞について「松本さんのメロディーを聴いて“胸キュン”な感じがあったので、それを表現しようとした」と語っている[12]
      • 歌詞に「松本」が登場するが、これは稲葉が洋楽などでは頻繁に人物名が歌詞中に登場していて、そういうものを自分もやってみたかったからだという。
      • ノンタイアップかつオリジナル・アルバム未収録であるが、ファンの人気が非常に高く、ベスト・アルバムB'z The Best "Treasure"』のファン投票では1位、ベスト・アルバム『B'z The Best "ULTRA Treasure"』では2位にランクインし収録された。
      • 有線ランキングでは表題曲の「ZERO」よりも人気が高かったため、松本は「非常に残念な結果になってしまった」と稲葉と共に語っている。
      • B'zでは珍しく振り付けがある楽曲であり[注釈 3]、2nd Beatの楽曲の中ではライブでの演奏頻度も高い。
      • 1995年に行われた『B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"』では新たな振り付けが披露されたが、一度きりのお目見えでそれ以降は通常のものに戻っている。
      • 2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』では、ファンクラブ会員から事前に募集した振り付け動画がスクリーンに映し出された[13][14][15]

    タイアップ

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    参加ミュージシャン

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    収録アルバム

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    ZERO

    恋心(KOI-GOKORO)

    ライブ映像作品

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    ZERO

    恋心(KOI-GOKORO)

    脚注

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    注釈

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    1. ^ 2003年に12cmシングル盤と再発売された際も同様の表記になっている。
    2. ^ ドーム公演は「GOLD」と交代する形で未演奏となった。
    3. ^ 他に「Wonderful Opportunity」や「MVP」がある。
    4. ^ 実際にはクレジットの表記はない。

    出典

    [編集]
    1. ^ 日本レコード協会 ミリオン以上認定作品」『The Record』第443号、日本レコード協会、1996年10月1日、4頁。 
    2. ^ ■ オリコン ENTERTAINMENT SITE”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月28日閲覧。
    3. ^ a b “B'z、1992年の大ヒット・シングル“ZERO”が発泡酒〈麒麟ZERO〉CMソングに決定!”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2009年2月25日). https://tower.jp/article/news/2009/02/25/100017532 2020年3月11日閲覧。 
    4. ^ “B'z、歴代No.1アーティストまでの軌跡!”. ORICON NEWS (オリコン). (2006年5月25日). https://www.oricon.co.jp/news/22742/full/ 2020年9月2日閲覧。 
    5. ^ “B'zの名曲が『麒麟ZERO』CMソングに決定!”. ORICON NEWS (オリコン). (2009年2月25日). https://www.oricon.co.jp/news/63505/full/ 2018年11月10日閲覧。 
    6. ^ 博林史章 (2019年5月2日). “B'z、平成の音楽シーン駆け抜け勢いそのまま令和へ 楽曲とパフォーマンスから牽引力の秘密を探る”. リアルサウンド. 株式会社blueprint. 2019年10月6日閲覧。
    7. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1988-1998』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ(初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    8. ^ 出演者ラインナップ | ミュージックステーションラインナップ”. テレビ朝日. 2024年6月22日閲覧。
    9. ^ 出演者ラインナップ | ミュージックステーションラインナップ”. テレビ朝日. 2024年6月22日閲覧。
    10. ^ 「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」ライブレポートが到着!”. 株式会社Zeppホールネットワーク (2020年12月9日). 2020年12月9日閲覧。
    11. ^ B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2020年12月9日閲覧。
    12. ^ 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日、60頁。 
    13. ^ ファンクラブサイトにてB'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- 「恋心(KOI-GOKORO)」動画募集スタート”. B'z Official Website. VERMILLION RECORDS (2020年10月8日). 2020年11月1日閲覧。
    14. ^ “ヒット曲連発のB'z無観客ライブ「5 ERAS」開幕!ファンへの感謝と仲間との絆を伝える”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年11月2日). https://natalie.mu/music/news/403133 2020年11月3日閲覧。 
    15. ^ “【レポート】B'z、5週連続無観客配信ライブ<-5 ERAS 8820- Day1>に大いなる感動「みなさんの胸に届くように」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年11月2日). https://www.barks.jp/news/?id=1000191657 2020年11月3日閲覧。 
    16. ^ 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日、26頁。 

    外部リンク

    [編集]
    • music freak magazine B'z Dictionary
      「music freak magazine」がB'zデビュー15周年のキャンペーンとして組んだ特集。「ZERO」の項ではラップの部分の歌詞が公開されている。
    pFad - Phonifier reborn

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